【RISE】大崎孔稀が那須川天心との〝再戦〟に名乗り!

トーナメント制覇に向け強い意気込みを見せた大崎孔稀

立ち技打撃格闘技イベント「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)の追加カード発表会見が24日、東京都内で行われ、大崎孔稀(21)が来春でボクシングに転向する〝キック界の神童〟那須川天心に挑戦状をたたきつけた。

この日、53キロトーナメントの準決勝で志朗と対戦することが決定。本来ならば兄の大崎一貴が出場予定だったが、練習中に右足関節外果骨折により欠場となった。そのため7月に行われた同トーナメントのリザーブマッチに勝利していた孔稀が代わりに出場する。

孔稀はこれまでBOMバンタム級王座、WMCスーパーフライ級王座など多くのタイトルを獲得し、6月には格闘技イベント「RIZIN」の東京ドーム大会で那須川の1対3変則マッチの相手を務めて話題を呼んだ。

トーナメントに向けて兄の無念に複雑な表情を浮かべつつ「どうしたら兄の気持ちが少しでも晴れるのかなと考えたら、やはり僕が優勝すること。僕のチャンスでもあるが、大崎兄弟としてトーナメントを制したい」ときっぱり。

さらにキックボクシングでの試合が残りわずかとなった那須川へも「ここで優勝したら、相手として名乗り出られるチャンスはあると思っている。そのためにはこのトーナメントを死ぬ気で取りにいきたい」と〝再戦〟を期した。まずは同トーナメントで力を見せる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社