【新日本】ジェフ・コブがオカダを“ツームストーン葬“ 9・4メットライフDでの雪辱に自信

オカダ(手前右)を豪快に投げるコブ

新日本プロレス9月4日埼玉・メットライフドーム大会でオカダ・カズチカとのシングル戦に臨むジェフ・コブ(39)が24日、シリーズ合流早々に猛デモを敢行した。

コブは7月25日東京ドーム大会でオカダに惜敗。だが同27日後楽園大会の襲撃で遺恨が再燃し、リベンジマッチが組まれた。4週間ぶりの新日本マットとなったこの日の後楽園大会では、グレート―O―カーンとのタッグでオカダ、天山広吉組と激突した。

レスリングでアテネ五輪出場経験を持つコブは、序盤から圧倒的なパワーでチームを牽引する。オカダにフラップジャックを決められ、天山の猛攻にさらされながらもオーカーンの好アシストで窮地を脱出。天山の助太刀に入ったオカダに対し、なんと掟破りのツームストーンパイルドライバーを発射して、試合から排除した。

孤立した天山に対し数的優位を築くと、オーカーンの王統流二段蹴りのアシストからコブがアスレチックプレックスをさく裂させる。最後はオカダに見せつけるかのようにレインメーカー式のツアー・オブ・ジ・アイランド(変型パワースラム)を決めて3カウントを奪ってみせた。

ほぼ完璧な形で前哨戦をものにしたコブは「ユナイテッド・エンパイアが真っ逆さまに落ちているとか好き放題言ってるファンがいるようだが、全く問題ないんだよ! (ウィル・)オスプレイは米国で人材を探して勢力を拡大しているし、(アーロン・)ヘナーレもトレーニングにいそしんでいることに違いない」と連合帝国の力を改めてアピール。

「オカダ、次はお前が俺にかかって来い。残り前哨戦は3つ。お前が誰と組んで現れようが関係ない。全員ツアー・オブ・ジ・アイランドを食らわせてやる。それが終わればついに1対1だ」と、メットライフドームでの雪辱へ自信をのぞかせていた。

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