夏ほど痩せにくいってホント!?「内臓の冷え」を解消するヨガポーズ2つ

おはようございます!ホットヨガスタジオLAVAトップインストラクター2021の河村友理乃です。

もうすぐ9月を迎えようとしていますが、強い日差しや暑さがまだまだ続いていますね。

カラダの火照りを感じる、汗をたくさんかくなど、一見すると代謝が上がっているように感じる夏ですが、実は、一年の中で最も内臓の働きが鈍くなり、代謝が下がる季節だと言われています。

とても寒い日に、手足や顔回りが冷えて震えるような経験をしたことはありませんか?あの震えは、外気温が低いために脳がカラダに対して「熱量が足りないから、カラダを震わせておくれ」と指令している反応。その身震いによって血流を促進させ、内臓が活性化するそうです。

しかし、夏は外気温が高いために、脳からそのような指令が出にくく、自らで熱を生み出す機能が低下します。つまりは、肌魅せしたいはずの夏なのに、内臓が冷えて痩せづらいと考えられます。

そこで今回は、「内臓の冷え」を解消して、心もカラダも快活に夏を乗り切るためのヨガポーズを紹介します。

耳ツボ+ポーズでぽかぽか♪「座りながらキャット&カウ」

耳には、内臓の機能を高めるツボがたくさんあります。

皆さんの耳は今、冷たいですか?温かいですか?冷たい飲み物や夏野菜など、夏の食生活で内臓が冷えているときは耳も冷たくなります。裏を返すと、耳が温まれば内臓機能が高まり、代謝が上がるとも言えます。

今回は、耳ツボの刺激に加え、背骨を大きく動かすことにより、腹部の圧迫と解放を繰り返します。この動きによって血流が促進され、さらに内臓機能の向上が期待できますよ。

また、リンパ液の流れもよくなり、冷えの大敵である老廃物をデトックスできます。座ったままできるポーズなので、ぜひ朝の日課にしてみてください♪

座りながらキャット&カウ

1) あぐらで座り、背筋を上に伸ばす。両腕を交差して左右の耳たぶをつかむ。

2) 息を吸って、吐きながら、骨盤を後ろに倒して背中を丸める。

3) 息を吸いながらひじを上に向け、骨盤を前に倒して背中を反らす。(2)と(3)の動きを一呼吸一動作で繰り返す。

ポイント

  • 腰に痛みを感じる場合は、筒状に丸めたタオルをお尻の後ろに置き、タオルに体重をかけながら骨盤を後ろに倒して行う
  • ひざに痛みを感じる場合や、デスクワークの合間に行う場合は、椅子に浅く座った状態で行う

カラダをねじって熱を生み出す!「ねじった三角のポーズ」

背骨をねじる動きは、内臓をぎゅっと絞るような作用があり、ポーズを緩めたときに、血液が全身に巡っていきます。

冷たい飲み物・食べ物で、低下してしまった消化機能を上げるので、夏のこの時期、特におすすめです。

内臓の働きを活発化させた後は、全身の約7割の筋肉量を占める、下半身を大きく動かすことでカラダに熱を生み出します。

特に、大きな3つの筋肉から成るももの裏側の筋肉「ハムストリングス」の筋力と柔軟性が上がると、日常の生活の中で全身に血液を流す力を高められます。

この「ハムストリングス」の強化により、歩行時の地面を後ろに蹴りだす力が強まり、自然と歩幅が大きくなり、結果として運動量の増加にもつながります。

夏場の脚の重だるさやむくみ解消にも効果的ですよ♪

「ねじった三角のポーズ」

1) マットの前側に脚を揃えて立つ。両手を腰に当てる。

2) 右脚を後ろに引いて、つま先を45度程度外に開いて、足裏全体を床につく。上体を前に倒し、右手のひらを左のすねに置き、左手を腰にあてる。

3) 息を吸いながら背骨を伸ばし、吐きながら上体を左にねじる。呼吸が深く、肩に痛みがなければ、腰に当てた手を上に伸ばす。

※ポーズから戻るときは、目線を下げてから上体を起こす。左右反対側も同様に。

ポイント

  • ももの裏側がつっぱるような感覚があれば、手のひらをももの前に添える、もしくは両脚の縦幅を狭くする。

今回のブログを担当したのは…

ホットヨガスタジオLAVAトップインストラクター2021 河村友理乃(かわむらゆりの)さん

詳しいプロフィール:https://yoga-lava.com/top_instructor/instructor_15.php
Instagram:yurino.kawamura_topir
ホットヨガスタジオLAVA:https://yoga-lava.com/

☆次回の記事は、9月8日(水)に公開予定です♪どうぞお楽しみに!

© アイランド株式会社