沖縄県内新型コロナ新規感染750人

 県は24日、新型コロナウイルスに750人が感染したと発表した。火曜日では過去最多となった。入院患者は715人で重症者は過去最多の32人となった。重症者専用病床は42床で、占有率は76.2%となっている。県感染症対策課の嘉数広樹課長は「各病院は一般診療を止めて、病床をこじ開けている。現時点で空けられる重症者の病床は40床程度」と、今後の感染者増加を強く懸念した。

 推定感染経路の確定例は281人で、内訳は家族内203人、職場36人、友人・知人22人、施設内13人、飲食5人、その他2人。

 米軍の新規感染者は49人で、基地別ではキャンプ・フォスターが15人、嘉手納基地14人、コートニー5人、キンザー4人、普天間基地3人、ハンセン2人、シュワブ1人、不明5人だった。

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