夏といえば、怪談――。映画「未成仏百物語～ＡＫＢ４８異界への灯火寺～」（９月１０日公開）に出演するＡＫＢ４８の込山榛香（２２）。ちまたにあふれるミステリアスな世界や心霊現象などを紹介し、最後に成仏させるという怪談エンターテインメント作品。込山は映画にちなみ、ＡＫＢ４８劇場で見舞われた〝ハイヒール女性〟にまつわる摩訶不思議な体験を明かした。
――映画のドラマシーンで、引っ越しした新居で心霊現象に巻き込まれる役を熱演。ただ、小栗有以さんや倉野尾成美さんら他に出演したメンバーとは違い、込山さんだけ水着シーンが
込山 一人一人の短編ドラマ。完成した映像を見たら撮ったシーンでカットされている部分も多かったんですけど、私のプールシーンはカットされてなかったんです（笑い）。他のメンバーからは「あのプールシーンは何？」とツッコまれました（苦笑い）。
――怖いシーンも多かったですが、もともと怖がり？
込山 めっちゃ怖がりで、夜１人で寝れないです（苦笑い）。
――撮影でトラウマになったりした
込山 大丈夫だったんですけど、新潟で撮影した後が…。撮影が終わったらホテルに泊まるはずだったんですけど、怖くてどうしても泊まることができなくて。新幹線もない時間帯だったので、車で６～７時間かけて家まで送ってもらいました（苦笑い）。お寺でみんなで怪談を語るシーンは、夜中に撮影スタートして終わりは朝。その日もホテル泊まりでしたけど、寝られないし、怖くてお風呂も入れない。始発の新幹線で帰りました…。
――ＡＫＢの活動で不思議な体験をしたこと
込山 ４年前かな。（東京・秋葉原の）劇場公演のときですかね。私がメンバーの一番後ろにいて、みんなで曲が始まるスタンバイをしていたんです。ステージ裏にメンバーやスタッフさんが通る通路があるんですけど、大きな足音が聞こえてきたんです。しかも、“カツカツ”とヒールで猛ダッシュしていて。
――公演中に？
込山 ＭＣ中も足音が気になるくらいでみんな静かに歩くようにしているぐらい。私は「え！ 公演中なのに」と内心怒っていた。メンバー全員でステージに出ていたので、もうスタッフさんしかいない。私は「ヒールは音が響くので、注意してもらえたらうれしいです」とお願いしたら、男性のスタッフさんから「今日は女性スタッフはいないよ」と言われて。もちろん男性のスタッフさんも、そのときステージ裏には誰もいなかった。あれは誰の足音だったのか…。今でも真相は分かりません…。
☆こみやま・はるか １９９８年生まれ。千葉県出身。２０１３年にＡＫＢ４８１５期生オーディションに合格。１８年４月からチームＫキャプテンを務める。ドラマや舞台、モデルなどで活躍。今年は初主演映画「恋愛リアリティーショー」の公開も控える。
