本田圭佑の獲得をマレーシア1部セランゴールが検討 新たなビジネスの可能性も

本田圭佑の去就は…

アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーを退団した元日本代表MF本田圭佑(35)にマレーシア1部セランゴールが興味を示しているとカンボジアメディア「クメールタイムズ」が伝えている。

同メディアは、ネフチ・バクーからの退団発表後フリーとなった本田は、カンボジア代表の実質的な監督となるテクニカルディレクターを務める一方で、今も現役選手として「キャリアを追求している」とした。そんな中、セランゴールが本田との契約を検討しているという。

マレーシアのセランゴール州を本拠地とする同クラブは1936年に発足し、ドイツ出身のカルステン・ナイチェル監督がチームを指揮。同州開発公社(PKNS)などがクラブに出資しており、同州の皇太子がクラブ代表を務めている。

ベトナムメディア「Zing」は「クメールタイムズ」の記事を引用し「35歳になった本田は欧州でプレーするのが難しいことを理解しており、新しい土地に目を向けている。彼はプレーするだけでなくサッカー事業にも取り組んでいる」とし、プレーとともに新たなビジネスに取り組む可能性を伝えている。

本田は日本代表として臨んだ2018年ロシアW杯でチームをベスト16に導いた後、東京五輪のオーバーエージ枠での選出を目標に掲げて現役続行を宣言。惜しくもメンバー入りはならず、今後の去就が注目されている。

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