【新日本】ヤングライオン大岩陵平・藤田晃生デビュー!メインの6人タッグは後藤組がタイチ組にKO勝利!!<8.24後楽園>全試合結果・試合後バックステージコメント全文掲載

新日本プロレスは8月24日(火)、東京・後楽園ホールで映画『ゴジラvsコング』Presents『SUMMER STRUGGLE 2021』第16戦を開催した。

この日は同日デビューを果たすヤングライオンの大岩陵平・藤田晃生のデビュー戦が行われた。

そしてメインでは後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&ロビー・イーグルス組とタイチ&ザック・セイバーJr.&DOUKI組が対戦。

※試合結果&試合後バックステージコメント全文掲載。

映画『ゴジラvsコング』Presents SUMMER STRUGGLE 2021
日時:2021年8月24日(火) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:291人

<試合結果>

▼第1試合 10分1本勝負
大岩陵平・藤田晃生デビュー戦
大岩 陵平 △
vs
藤田 晃生 △
10分00秒 時間切れ引き分け

■試合後バックステージコメント

大岩「今まで新日本プロレスのプロレスラーになるのを目指してここまで来たけど、同期の藤田にも全然敵わなかった。

(大声を張り上げて)明日こそは絶対勝ってやる! ありがとうございました!」

藤田「まずはこの新日本プロレスでデビューさせていただいたことに本当に感謝しています。でも、満足できることは何一つなくて、まだまだ当たり前ですけど、足りないことばっかりで。

でも、自分の目標は一番になることなんで、一つでも上を食って、先輩たちを倒して、自分という価値を上げていきたいと思います。ありがとうございました!」

▼第2試合 30分1本勝負
マスター・ワト
小島 聡 〇
vs
タイガーマスク
本間 朋晃 ×
10分30秒 ラリアット→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

ワト「いやー、楽しかった。タイガーマスク、さすがタイガーさん、楽しかったです。もっと蹴り合いたいです。いろいろ、学びたいなってところもあります。今日ちょっと2つだけ言いたいことが。1つは27日、こんなビックチャンス、ないだろう? IWGPジュニアチャンピオンとシングルマッチ。

いやもちろん、タイトルが懸かってないことで凄く、ムチャクチャ悔しいよ。けど、勝てばチャンスがあるんじゃないか、うん。そのチャンスを、うん、もぎ取ってやるよ! あとの試合、全て全力で戦っていきます。あと1つ。どうしても気になることが……。オレは信じてる、オレはずっと信じてる。SHOさん、あなたを信じてますよ」

小島「今日、タッグを組んだワトとか、デビュー戦を戦った、藤田とか大岩とか見てて、本当に覚醒の感があるよ。年代と、そういうものを考えれば。だけど! オレはアイツらより何一つ劣ってないぞ! 何一つ、ウン、アイツらより劣ってない! それをこの“身体”でこの“プロレス”で証明してやる。ああ? そういうことだ。

今日だって証明した。悪いけど、川人よりもオレは目立とうと思ってるよ。アイツが次の世代の起始だってことはわかってる。だけどオレはまだ、まだまだのさばってやる。この世界で。それが今日の試合だ。本間だってまだまだやれんだろ? オイ! どうした! オレみたいな人間にやられて悔しいだろう? 悔しかったらもっともっとトレーニングして、もっともっとプロレスの練習して、オレの前に立ち上がってこい!」

タイガー「本間〜! (※本間をバックステージに呼び込み)本間一つ。おまえ怪我してるかもしれないけど、みんな怪我してるぞ。みんなどっか怪我してんだよ。それカバーしてやってんだよ、みんな。いいか、おまえだけじゃないぞ。おまえはしっかりもう復帰もしてるし、お客さんの前で試合もしている」

本間「言い訳しないっす、もう」

タイガー「言い訳とかそういうんじゃない」

本間「分かってます」

タイガー「もうリングの上でオレたち結果出すしかないんだよ」

本間「そうっすね」

タイガー「そうだろ、オレたちキャリアたいして変わんないんだよ。結果出すしかないんだよ。リングの上で動くしかないんだよ。相手がジュニアだろうがヘビーだろうが関係ない、やるしかないんだよ」

本間「負けたままじゃいられないっす、オレだって」

タイガー「絶対やれよ! オレも負けることあるよ。でも、オレは絶対にくたばんねーぞ。おまえも腐るなよ。わかった? 頑張ろう!」

※タイガーは先に控室へ

本間「先輩に言われなくたってわかってんだよ。結果だよ結果。オレは言い訳しねえ。1戦1戦、必至に戦っていくだけ。負けたかもしれない、負けたかもしれない。でも言わせてもらう! メットライフドーム、“IWGPタッグ3WAY”。やっぱりオレと真壁入れて4WAYしかねーだろ。オイ、負けたから言う権利がない? んなこたあ分かってんだよ。でもよオレは、言ってやる! 実現するまで言ってやる! オレはこのままで終わんねえ。あと1つ、今日の第1試合、大岩と藤田、デビュー戦おめでとう。またライバルが増えちまったよ。でも、藤田、大岩! 今のこの時代にどんだけ、どんだけ、ここまでやるかってぐらいの練習やって、デビューまでこぎつけたんだ。 おまえら、もうそれだけで胸張っていいよ、誇りに思え。あと、新日本でデビューできた、新日本が出発、それだけでおまえら、エリートだぞ。でもオレは雑草かもしんねえ、でもオレは絶対このままじゃ終わんねーから。藤田、大岩もライバルじゃなくても、負けねえぞコノヤロー!」

▼第3試合 30分1本勝負
田口 隆祐 ×
矢野 通
vs
邪道
チェーズ・オーエンズ 〇
9分00秒 反則

■試合後バックステージコメント

チェーズ「これでやっと真剣になったか、ヤノ。そうだ、おふざけは終わり。これは価値あるKOPWのトロフィーだ。お前が保持してきた1年半、ふざけた試合をしても許されてきたかもしれないが、メットライフドームはそうはいかない。お前が提案したNO-DQ I QUIT MATCHがファン投票で選ばれたようだ。

(メットライフドームで)俺が闘いたい相手は現在のCHAOSのヤノじゃない、G.B.H時代のヤノだ! お前の提案したルールに決まったからには、ケンカする覚悟はできてるはずだな! このストラップでお前を完璧に苦しめてやる! (日本語で)コレハワタシノKOPWトロフィーデス! (英語に戻して)永遠に俺のものだ!」

※邪道はノーコメント

矢野「(手錠をつけたまま現れて)調子に乗ってんじゃねえ、バカ野郎! てめえ、痛い目見るぞ、この野郎!」

※田口はノーコメント。

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<写真提供:新日本プロレス>

▼第4試合 30分1本勝負
天山 広吉 ×
オカダ・カズチカ
vs
グレート-O-カーン
ジェフ・コブ 〇
12分53秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

オーカーン「ああ〜〜~、ああ〜痛えや痛え。そりゃそうだ、“元”IWGPのチャンピオンがタッグを組んだんだ。そりゃあ……恐ろしいぐらい強いんだろうなあー!? あー、首も痛いなあ、だーが!勝ったのは我々帝国だ。貴様らはもう、古いんだよ!

いいか! 時代も、新日本も、動乱を迎えているんだ。こういう時はな、いいか、真に強い男がわかるだろう? 今はそう、オリンピック、パラリンピックやってるんだ。この意味がわかるよな? そういった男が、新日本を導いてやらなければいけないんだ! いいか、新日本プロレスよ、支配者の御前である、ひれ伏せ! 」

コブ「この3週間、一体オレがどこで何をしていたか気になるか? オカダ、おまえのコメントを見たぞ…オレはもうおまえを“ヤング・ボーイ”とは呼ばない。何故ならおまえは遂にヤングライオンを卒業したからだ。海外遠征が始まったところだな。“かかってきなさい!”だと? カッコつけてるつもりか?

そんなことよりも大事なことを言わせてくれUNITED EMPIREは真っ逆さまに落ちてるとか好き放題言ってるファンがいるようだ。メンバーも足りてないとか、こっちからすれば全く問題ないんだよ! オスプレイはアメリカのマットで人材を探しながら勢力を拡大してるところだ。ヘナーレはニュージーランドに帰ってるのか、音沙汰がなくて把握してないが、トレーニングに勤しんでることに違いない。それから、グレート-O-カーンはここ日本のマットでいつも通り強い姿を見せている。

そしてオレも戻ってきたわけだ。UNITED EMPIREはもう終わったとか言ってるおまえら…間違ってるんだよ! オカダ、次はおまえがオレにかかってこい! 今日はあの年寄りの猛牛にツアー・オブ・ジ・アイランドの餌食になってもらったぞ。あいつはハワイが気に入って、隠居生活でも始めるんじゃないか。(メットライフドームまで)残り前哨戦は3つ。おまえが誰と組んで現れようが関係ない。全員ツアー・オブ・ジ・アイランドを喰らわせてやる。それが終われば遂に1対1だ。じゃ、また明日な」

天山「訳わからんぞ、オイ。何だよ! おう、なんや。マジか……。なんか、なんか訳わからんよ。なんで振り回されて、なんか覚えてないよ。うん、なんて言えばいいだろう? こんな、こんな技受けたの初めてや。うん。マジで喰らいたくない、そんな技……。クッソー! オカダ、絶対、あんな奴に絶対負けんといてくれ。うん、応援してっから。オカダよ頼むぞ。あークソッ! アアー!」

※オカダはノーコメント

▼第5試合 30分1本勝負
ロビー・イーグルス
YOSHI-HASHI
後藤 洋央紀 〇
vs
DOUKI ×
ザック・セイバーJr.
タイチ
23分43秒 GTR→片エビ固め

■後藤「オマエら~、もう寝てんのか?何時だと思ってんだ?メットライフドーム、もっとグッスリ眠らせてあげるからな、消灯!」

■試合後バックステージコメント

後藤「グッナイト・ベビー!(とだけ気持ち良さそうに言って、控室へ)」

YOSHI-HASHI「まだ寝るの早すぎだろ、オイ! ただ、今日のあの光景は同じものがメットライフドームで見られる。それだけは言っといてやる。オイ、(右肩を指差して)ここにもう一本! もう一本ベルト!」

ロビー「俺が(YOSHI-HASHIと後藤の)足手まといになってないだろうな。それにしてもDOUKIには驚かされた。でも今日だけじゃない。いつもあいつには驚かされてる。でも特に今日のあいつは今までに見たことないくらいに燃えてた。それもそうだよな、27日にはビッグマッチが控えている。コーラクエンホールのメインでヒロムの復帰戦のシングルの相手に選ばれたんだからな。リングの上でDOUKIもこの間のワトと同じように、俺のベルトに挑戦させろって言ってきた。でも、まずは俺から3カウントを獲って、挑戦者に相応しい器だって俺を納得させてみろ。

ヒロムの挑戦が決定したのは、あいつが過去に俺に勝ってるからだ。それから、ベルトを返上したが、ヒロムはチャンピオンだった。でもDOUKIとワトはどうだ。お前らは一度もIWGPジュニアのベルトを巻いたことがないだろ? だからお前らボーイズはもっと頑張って力を証明することが第一だ。挑戦させろって言えば簡単にチャンスをもらえると思うな。俺がその気になればロン・ミラー・スペシャルでお前らの足を一発で破壊することだってできる。

ヒロム、DOUKIとの試合に向けて気合いを入れてるところだろうが、俺とワトのシングルマッチ、しっかり見とくんだぞ。でもヒロム、お前はメットライフドームで俺とのタイトルマッチを控えてるっていうのに、DOUKIとのシングルマッチを要求するとは馬鹿な奴だ…休んでればいいのに。ヒロム、俺がマスター・ワトを破壊する瞬間、しっかり目に焼き付けておけよ。青いあいつの足を引きちぎって、勝利の手土産に持って帰る」

DOUKI「(這いずりながらコメントスペースに現れて)ああ、クソッ! クソッ! クソーッ!(絶叫)。

後藤、水を差しやがって。今日の試合も大事だ。分かるか? ヒロム、お前が休んでる間に俺はこうやって命を削ってんだよ。それが俺を指名?リハビリのつもりか クソッ、腹立つな。

(声を張り上げて)オイッ! ヒロム、お前のことは好きだけど、今回は負けらんねえ。特に負けらんねえな。俺の数カ月とお前の数カ月、どっちが重いと思う?」

※タイチとザックはノーコメント

<写真提供:新日本プロレス>

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