鈴木伸之が「恋です!」で杉野遥亮のライバルヤンキーに。奈緒、岸谷五朗も出演

杉咲花が主演を務め、日本テレビ系で10月スタートの連続ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖(はくじょう)ガール~」(水曜午後10:00、開始日未定)に、鈴木伸之、奈緒、岸谷五朗が出演することが分かった。

同作は、WEB連載(KADOKAWA)での閲覧数累計2000万PVを突破した、うおやま氏による話題作が原作。光と色がぼんやり分かる程度の弱視の盲学校生・赤座ユキコ(杉咲)が、誰からも恐れられている不良少年・黒川森生(杉野遥亮)に出会い、不器用ながら少しずつお互いのことを理解しひかれ合っていく新世代ラブコメディー。

鈴木は、森生のライバルで隣町の元“ボス”のヤンキー・金沢獅子王を演じる。昔、森生の顔にけんかで刀傷を付けた張本人で、それ以降も森生に何かとけんかを吹っ掛けているが、実は!?…という役どころだ。

鈴木は「杉野くんとは映画『東京リベンジャーズ』でご一緒したものの、その時には同じシーンがなかったので、今回はしっかり絡むことができる予感がして本当に楽しみです! また、僕は映画『湯を沸かすほどの熱い愛』という作品が大好きなので、杉咲さんというすてきな女優さんとお芝居ができること、光栄に思います!」と杉咲、杉野との共演を楽しみにし、「獅子王の“不器用だけど真っすぐ”という姿で皆さまを笑顔にすることができたらうれしいです」とメッセージを寄せる。

さらに、奈緒は、超がつくレベルの心配性で、“母親代わり”としてついついユキコに口うるさくしてしまう姉・赤座イズミに扮(ふん)する。ネイリストのイズミは、ユキコの自主性を尊重しようと頭では分かっていながら、ユキコに近づいてきた森生に対しても、警戒心をあらわにするキャラクター。

「ずっと、かわいい妹が欲しかった人生でした。可憐(かれん)な杉咲さん演じるユキコを姉としてそばで見守れること、とても光栄でうれしく感じています」と姉役を喜ぶ奈緒は、「イズミはユキコの幸せを心から願うがゆえに、心配が過ぎて冷静でいられない、かわいらしいお姉さんだなと思いました。優しさに包まれたこの作品の中で、ピュアな2人の恋を見守りながらイズミとしても成長できるように頑張りたいです」と意気込みを語る。

そして、岸谷は、ユキコとイズミの優しい父・赤座誠二役を務める。イズミとは違ってのほほんとした性格で、「なるようになるさ」の性分。強い性格の娘たちにいつもタジタジだが、時に人生経験を感じさせる深い言葉が、娘たちや周囲の人の心を打つ一面を持っている人物だ。

岸谷は「人は皆誰もが生きて行くために心にハンディキャップを抱えている。白杖を頼りに『正直』と『純粋』を心に素直に生きる主人公・ユキコを通して、皆が大切なことに気付かされ、人生が少しずつ色鮮やかに輝き始めていく。素晴らしい個性を持つキャラクターに魅力的な俳優陣が原作の世界を具現化していく。今から、楽しみでなりません」と物語の世界観の広がりに期待し、「原作の中にある、登場人物たちの素直な心のツッコミが大好きなので、そんな世界観を2人の娘を持つ父親視点から演じられたら!と思っています」と意欲を燃やしている。

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