北信越インターハイ2021閉幕 福井県勢“お家芸”のホッケー、ボートなどで金メダル4

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ボートかじ付きクオドルプルでアベック優勝し、笑顔を見せる美方高校の選手たち=8月19日、福井県美浜町の福井県立久々子湖漕艇場

 福井県内を中心に北信越5県と和歌山県で開かれた全国高校総合体育大会(北信越インターハイ)は8月24日に全日程を終えた。新型コロナウイルス禍で2年ぶりとなった高校生アスリートの祭典。福井県勢は、ホッケーやボート、体操で優勝し、金メダル「4」を獲得。“お家芸”の強さを見せた。⇒インターハイ特設サイトはこちら

 地元久々子湖で開かれたボートは、かじ付きクオドルプルの美方男女が頂点に立ち、ともに全国高校選抜に続く春夏連覇を達成した。女子シングルスカルでは藪本友結(若狭)が2位、清水空(美方)が3位に入った。同ダブルスカルでも若狭東の垣内彩咲、東野花が銀メダル。出場した全3校が、表彰台に立つ実力を見せた。

 体操は2年生の宮田笙子(鯖江)が、女子個人総合で県勢25年ぶりの栄冠をつかんだ。女子団体では、鯖江が準優勝した。

 ホッケーは男子丹生が2連覇。準々決勝の石動(富山)戦は、シュートアウト戦にもつれる接戦を制し、準決勝は今市(栃木)に4-2で快勝。悪天候のため決勝は中止となり、同時優勝となった。

 全国高校選抜で好成績を残した選手も躍動した。重量挙げ男子89キロ級の杉谷優太(星槎国際)、アーチェリー女子個人で真柄結衣(丹南)は、ともに地元開催で銀メダルに輝いた。

 テニス男子団体の北陸は、同種目で県勢最高となる3位。陸上では花形種目の男子100メートルで愛宕頼(敦賀)が10秒47の県高校新記録をマークし県勢初の3位に入った。準決勝の10秒48も県高新で、立て続けに記録を更新した。

 8位までの上位成績数は、2019年の前回大会に比べ10以上減った。前回大会は18年の福井国体の代表選手らが多く残っていたことが要因として考えられる。今大会は、新型コロナの影響で県外遠征や対外試合が満足にできず、実戦感覚を養うことに苦労したようだ。一方、入賞には届かなかったものの1、2年生の活躍も目立ち、来年以降が楽しみだ。

 インターハイで福井県が中心開催県となったのは、1967年の単独開催以来54年ぶり。今大会は12市町で陸上やハンドボール、ボクシングなど13競技が繰り広げられた。

◆北信越高校総体の福井県勢の主な上位成績◆

【優勝】 ▽ホッケー男子 丹生 ▽ボート男子かじ付きクオドルプル 美方(脇田蓮太郎、柴崎峻佑、津志田匠太郎、山口遥平、岩崎麟太朗) ▽ボート女子かじ付きクオドルプル 美方(浅野萌菜、鴇田彩桜、上村柚子、柴田佳歩、馬野彩加) ▽体操女子個人総合 宮田笙子(鯖江)

【準優勝】 ▽体操女子団体 鯖江 ▽体操女子種目別跳馬 宮田笙子(鯖江) ▽体操女子種目別床運動 宮田笙子(鯖江) ▽重量挙げ男子89キロ級トータル 杉谷優太(星槎国際) ▽重量挙げ男子89キロ級スナッチ 杉谷優太(星槎国際) ▽重量挙げ男子89キロ級ジャーク 杉谷優太(星槎国際) ▽アーチェリー女子個人 真柄結衣(丹南) ▽ボート女子シングルスカル 藪本友結(若狭) ▽ボート女子ダブルスカル 若狭東(垣内彩咲、東野花)

【3位】 ▽ボート女子シングルスカル 清水空(美方) ▽陸上男子100メートル 愛宕頼(敦賀) ▽テニス男子団体 北陸 ▽ボクシングライトウエルター級 八木大河(羽水) ▽ボクシングウエルター級 和田岳大(羽水) ▽自転車女子ケイリン 市田ひかり(科学技術)

【4位】 ▽自転車男子3000メートル個人追い抜き 篠島瑠樹(科学技術)

【5位】 ▽アーチェリー女子団体 丹南(真柄結衣、酒井美咲、山口春乃) ▽空手道男子組手団体 福井工大福井 ▽空手道女子組手団体 福井工大福井 ▽体操女子種目別段違い平行棒 宮田笙子(鯖江) ▽レスリング女子53キロ級 若野彩巴(いろは)(敦賀気比) ▽レスリング女子62キロ級 竹中花音(敦賀気比)

【6位】 ▽カヌー女子カナディアンシングル500メートル(公開競技) 田嶋愛弓(金津) ▽陸上女子やり投げ 前川愛里(敦賀)

【7位】 ▽体操男子団体 鯖江 ▽体操女子種目別平均台 宮田笙子(鯖江) ▽体操女子種目別床運動 山本七海(鯖江)