【パラリンピック】Eテレで生中継のゴールボール トレンド入りの大反響「見入ってしまう」

惜しくも敗れた女子日本代表(ロイター)

東京パラリンピック・ゴールボール(25日、東京体育館)の男女予選が行われ、男子日本代表は、アルジェリアを13―4で下し、白星スタートを切った。

ゴールボールは1チーム3人で鈴の入った音の鳴るボールを相手のゴールに投げ合い、得点を競う競技。視覚障がい者を対象に、全盲から弱視の選手まで出場可能だが、公平性を保つために、全員「アイシェード」と呼ばれる目隠しを着用している。

そんな中でも男子日本代表の選手たちは、まるで目が見えているかのような華麗なプレーを披露。7得点を挙げた金子和也(サイバーエージェントウィル)は「初戦を勝ちで終えて次につなげるとチームで言ってきたが、それができた。自分の攻撃が世界に通用すると自信になった」と手応えを口にした。

当試合はEテレで生中継。初めてゴールボールを見た視聴者からは「ただ投げるだけじゃなくて、バウンドさせたり助走つけて回転させながら投げたりして面白い」「ゴールボール見入ってしまう!」と大反響で、ツイッターではトレンド入りを果たした。

また、女子日本代表は前回のリオデジャネイロパラリンピック金メダルのトルコと対戦。1―7で敗れたが、萩原紀佳(国立障害者リハビリテーションセンター)は「大会期間中に成長して金メダルを取りたい」と巻き返しを誓った。

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