竹山が疑問「巨人での出場が早くて納得がいかないが、トレードに出した日ハムもそれでいいのか?」

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」で、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

**■プロ野球・中田翔選手 出場停止の処分解除にカンニング竹山が疑問 **

「巨人での出場が早くて納得がいかないが、トレードに出した日ハムもそれでいいのか?」

2021年8月23日(月)夜9時からの放送では、暴力行為で北海道日本ハムファイターズから無期限出場停止処分を受けた中田翔選手が、読売ジャイアンツへ移籍後、すぐに1軍の試合に出場したことを取り上げた。

番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は「中田選手自体は好きな選手で、もっとプロ野球で活躍してほしいと思っているし、プロ野球界の宝と言っても良いくらいの選手だから絶対につぶしてはダメ」とした上で、「暴力事件を起こして、トレードに出されて、スタメン出場するっていうのは僕はなんか違うと思う」とコメント。巨人については「プロ野球は子どもたちの憧れや模範になるように、と言っているから、どうなのかな?って思う。このやり方は納得いかないし、スタメン出場は早い。納得できない人が多いんじゃないですか?」と自身の意見を述べた。また、中田選手を放出した日本ハムについては「本当に反省させるってことであれば、ファイターズでちゃんとやれば良かったのではないか。暴力行為によって無期限出場停止処分にしているのに、トレードに出すということでファイターズはそれでいいのかとも思う」と疑問を呈した。本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。

■パラ五輪に対してカンニング竹山がメッセージ「構えて見ないでください。すごく楽しめばいい」

また、番組の後半では、主に障害者に向けたバリアフリーの環境整備など、オリパラ後も活用できる“五輪レガシー”について注目した。

番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山はパラリンピックについて「パラを構えて見ないでください。パラをものすごく楽しめばいいと思います。僕らにできない競技をアスリートが戦うので、そういう見方をして応援したり、プレーに対して『何してるんだよ!』と言ったりしてもいい。そういう楽しみ方をしてほしいなって思っています」とコメントした。

東京大会に向けて進められてきたバリアフリーの環境整備について、車椅子ユーザーで障害平等研修ファシリテーターの石川明代さんから「実際はタクシーの乗車拒否が続いた」など経験を交えた意見が出ると、レギュラーコメンテーターでジャーナリストの堀潤は「リオ五輪の取材に行った時に良いなと思ったのは、ボランティアの方々だけではなく、街で暮らす一般市民が車椅子ユーザーをはじめとした障害がある皆さんとの共生をしていたこと。当たり前のように『乗るんだったら一緒に乗ろうぜ』とか、バスは止まってリフトを上げるとか。市民社会の成熟度が違うと思った。東京で旗を振って『バリアフリーだ!多様性だ!』と言ってもまだまだついていってないところがあると思っている。これから挽回していかなければならない」と語った。それを受けて竹山は「障害を持っている人と接する時に変な感情を持っちゃっている。その感情が何から生まれるかって言ったら教育から生まれる。スロープなど箱物を作るのはうまいけど、心のバリアフリーができていないから、実際に行動に移せないという変なことになってしまっている」と問題点を指摘した。

本放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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