ぷちとりっぷ 果物で心身リフレッシュ(広島市中心部)

みずみずしいフルーツが食べたくなるこの季節。その甘味や酸味で心と体をリフレッシュしませんか。広島市中心部で、フルーツのオアシスを見つけました。

※新型コロナウイルス感染症の影響で営業時間などが変わる場合があります

hanafru(ハナフル)福屋八丁堀本店

マンゴー バラ形に飾るケーキ

広島市中区の福屋八丁堀本店地下1階にある、贈答用フルーツの販売店です。旬のフルーツのほか、マンゴーやモモ、メロンなどで彩ったカラフルなショートケーキやタルトがショーケースに並びます。

12センチ四方のショートケーキ「マンゴー薔薇のショートケーキ」
「個食のニーズにも応えようと、フルーツプリンなども展開予定です」と話す井上さん

バラ形にかたどったマンゴーが目を引く「マンゴー薔薇(ばら)のショートケーキ」(3996円)がお薦めです。ケーキの中には、時季によってグレープフルーツやキウイなど3、4種類の果物が入っています。甘さ控えめで、果物のみずみずしさが口に広がります。「味わいを生かそうと、果物にはなるべく手を加えず作っています。鮮度を保つため、ジュレでコーティングしています」と店長の井上大樹さんは話します。

宮崎県産マンゴーのピューレを使った「マンゴーフィナンシェ」

その他、宮崎県産マンゴーをピューレ状にして生地に練り込んだ「マンゴーフィナンシェ」(2個入り378円~)なども提供しています。

hanafru(ハナフル)福屋八丁堀本店

広島市中区胡町6―26福屋八丁堀本店地下1階

営業時間  午前10時30分~午後7時30分

定休日 無休 ※福屋に準ずる

電話番号 082(246)6507

@(アット)

断面がキュート 「お花サンド」

土―月曜、祝日だけオープンするフルーツサンド専門店です。メニューは週替わりで、バナナやマンゴー、イチジクなど、旬のフルーツを使った10~13種類が並びます。「見て食べて、あっと驚いてほしいという願いを込めて、この店名にしました」と店長の補陀(おぎた)知子さんはほほ笑みます。

切り口が〝萌(も)え断〟なフルーツサンド「お花サンド~みかん~」
鮮やかなフルーツサンドが並ぶショーケース

中でも目を引くのが、フルーツを組み合わせて花の形にした「お花サンド~みかん~」(550円)です。半分に切ったミカンの断面を花に見立て、葉や茎は厚みや形を整えたキウイで表現。フルーツの味わいが引き立つよう、ミルク風味のさっぱりとしたクリームを使っています。「見た目のキュートさから、写真を撮ってインスタグラムに投稿する人が多いですよ」と補陀さん。3種類が選べる「おまかせセット」(1200円)もあります。8月中旬に新天地公園そばに移転予定です。

@(アット)

広島市中区新天地1―17

営業時間 午前11時~午後5時 ※完売次第終了

定休日 火―金曜

電話番号 070(8406)4891.

Cafe Espressebo 2nd season(カフェ エスプレッシーボ セカンドシーズン)

多彩な味満喫 フルーツパフェ

店主の松浦由佳さんがセレクトした約250冊の本が、壁や本棚に所狭しと並ぶブックカフェです。フルーツの素材を生かしたパフェやスムージーなどが好評です。

ボリューム満点の「季節のフルーツパフェ」

ひときわ存在感のある「季節のフルーツパフェ」(1200円、要予約、要ドリンクオーダー)は、30センチの細いグラスにあふれんばかりのフルーツを載せた一品です。今の季節は巨峰やアメリカンチェリー、キウイ、イチジクなどが入っています。まずは一番上のアメリカンチェリーの酸味を味わい、甘く冷たいアイスクリーム、ふんわりとした食感のチーズケーキ、弾力のあるタピオカ、歯応え十分のナッツとさまざまな味覚のハーモニーが楽しめます。

「デジタルではなく、装丁が美しい紙の本が好き」と話す松浦さん

「パフェを食べているお客さんの姿を見るのが好き。男性も女性も本当にかわいいんです」と松浦さんは、うれしそうに話します。

Cafe Espressebo 2nd season(カフェ エスプレッシーボ セカンドシーズン)

広島市中区袋町8―14

営業時間 午前11時30分~午後7時(ラストオーダー6時) ※金曜は午後11時まで(ラストオーダー10時)

定休日 不定休

電話番号 082(258)2099

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