平井と安尾、堅守で貢献 車いすバスケ女子、初戦完勝 東京パラリンピック

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【車いすバスケットボール女子1次リーグ・日本-オーストラリア】第4クオーター、手を伸ばしてボールをカットする安尾(右)=武蔵野の森総合スポーツプラザ(高見伸)

 車いすバスケットボール女子の日本はオーストラリアに73-47で勝ち、1次リーグを白星発進。メダル獲得に向け、初戦の重要性を説いてきたベテランの平井美喜(立正大職、熊本県西原村)は「みんなで集中して試合に入れた。この勝利で勢いがつく」とうなずいた。

 日本は持ち味のスピードと運動量を生かした素早い攻守の切り替えからペースを握った。「攻撃的な守備から良い流れを持ってこられた」と平井。体格で上回るオーストラリア選手に体をしっかりと寄せ、自由にさせなかった。

 粘り強い守備が相手のミスを誘い、前半を34-28で折り返し。後半も主導権を手放さず、相手にわずか19点しか与えない完勝劇だった。

【車いすバスケットボール女子1次リーグ・日本-オーストラリア】第3クオーター、パスコースを探る平井

 第3クオーター途中から平井と同時に投入された安尾笑(ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、熊本県益城町出身)も守備を中心に奮闘。「試合前は『(初戦は)落とせない』という緊張はあったが、始まると落ち着いてプレーできた」と振り返った。

 次戦は2018年世界選手権準優勝の英国が待ち構える。安尾は「スピードも高さもあるチーム。今日の修正点を直して、良かったプレーは続けていきたい」と難敵相手に金星をうかがう。(野方信助)