知事と上越3市長妙高市で懇談会 地域課題で意見交換 コロナ対応など共有

 県知事と上越地域3市長との懇談会が25日、妙高市で開かれた。新型コロナウイルス対応や人口減少問題、脱炭素の取り組みなどで意見交換した。

妙高高原メッセで開かれた懇談会。冒頭、花角知事があいさつし、80分余り行われた

 「知事と市町村長との懇談会」の一環で、上越地域では昨年11月に糸魚川市で開かれて以来。冒頭あいさつで花角英世知事はワクチン接種が円滑に進んでいることに感謝した。その上で今回の懇談会について、「一歩でも二歩でも物事を前に動かせるように、しっかりコミュニケーションを取りたい」とした。その後は非公開で行われた。

 終了後、花角知事は報道陣の質問に答え、「上越3市はまとまりがあって強みがある。上越地域全体での活性化を進めていく必要がある」と述べた、学校での感染防止など、コロナ対応で危機感を共有したことを説明した。

 村山秀幸上越市長は「上越の有り様を考える機会になった」と成果を強調。

 入村明妙高市長は「課題認識が縮まって良かった」、米田徹糸魚川市長は「情報交換、確認ができた」と述べた。

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