アウトドアにぴったり!伝統工芸を使った野点用茶箱のクラウドファンディングが開始

日本と中国のコラボでできたユニークな茶道具セット

日本には多くの伝統工芸品があります。その質の高さは、世界に知られています。

今回は、ピクニックやキャンプなどのアウトドアにぴったりの、伝統工芸を使った野点用茶箱を紹介します。

「香茶里(かっちゃり)」は、香川県の職人たちが協力して作った、中国茶の茶箱。中国茶を屋外で楽しむために必要な茶道具一式がに収められています。こちらは越境クラウドファンディング「Japan Tomorrow」で10月14日まで購入可能。

本プロジェクトを実施するのは、香川県高松市で「紺屋町ゲストハウス 久々」や中国茶の専門店「ショワシノワ」を営む山本梨沙さん。

中国出身の山本さんは20年以上前に高松市に移住。以来、自らの事業を通して、海外と日本の架け橋となってきました。

「日本の伝統工芸を活用して中国茶の茶箱をつくる」というユニークな発想は、こうした経歴を持つ彼女ならではのもの。

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「香茶里」の3つの特徴

「香茶里」の特徴は、大きく3つ。

1.作家や伝統工芸士の作品を使用

第一に、日本の伝統工芸や陶芸作家の作品を活用していること。

道具の入れ物には、あたたかい木の手ざわりが魅力の「讃岐桶樽」を使用。その蓋には、幾何学模様が美しい伝統工芸「組手(くで)」の技術が生かされています。さらに、それらを包むのは、独特な織り方が生み出す肌触りの良さが魅力の「保多織(ぼたおり)」の風呂敷。

また、茶器や茶杯は、香川県を代表する陶芸家のひとり、上野剛児(うえの つよし)さんが作っています。

2.軽さ

第二に、その軽さ。茶器、茶杯、茶托など、野外でお茶を楽しむのに必要な道具が一式そろっていながら、重さはわずか600グラム。水筒、茶葉を加えても、楽に持ち運べます。

3.カバンに入れやすいデザイン

特徴の3つ目として挙げられるのは、入れ物が丸い桶になっていることです。

茶箱の箱は多くの場合、四角です。しかし、「香茶里」ではあえて丸い桶を箱に採用し、カバンに入れやすくしたとのこと。

「香茶里」の販売価格は?

「香茶里」の販売価格は68,000円(送料込み、日本の場合)です。茶器は作れる量が限られるため、今回は限定30個のみ購入可能です。

中国茶を気軽に学べる2,000円のリワードも

今回のプロジェクトでは、中国茶について学べる動画が楽しめる2,000円のリワードもあります。

このほか、「香茶里」の制作に携わっている職人の工房見学のオンラインツアーもあります。気になる方は、ぜひチェックしてみましょう。

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