2018年ホープス優勝の吉田が勝利 団体準V・四天王寺勢は8強残れず<卓球・全中女子単4回戦結果>

<第52回全国中学校卓球大会 日時:8月24日~26日 場所:日環アリーナ栃木>

26日、全国中学校卓球大会は最終日を迎え、女子シングルス4回戦が行われた。

岩木仁香(神奈川・横浜隼人)、竹谷美涼(大阪・貝塚第二)、吉田一葉(山口・玖珂)がそれぞれ四天王寺中の山本真愛、伊藤詩菜、兼吉優花に勝利し、ベスト8に駒を進めた。吉田は2018年の全日本ホープス優勝の実績を持つカットマンで、兼吉とのカットマン対決を制した。

この結果、団体準優勝の四天王寺中メンバーが1人も女子シングルスベスト8に残れない状況となっている。

その他の結果は以下の通り。

女子シングルス4回戦結果

写真:岩木仁香(横浜隼人中)/撮影:ラリーズ編集部

篠原夢空(大阪・貝塚第二) 3-1 栗山優菜(福岡・福岡女学院)
山本真愛(大阪・四天王寺)1-3 岩木仁香(神奈川・横浜隼人)
吉田一葉(山口・玖珂) 3-2 兼吉優花(大阪・四天王寺)
竹谷美涼(大阪・貝塚第二) 3-2 伊藤詩菜(大阪・四天王寺)
鈴木美咲(岡山・山陽学園) 3- 三谷愛姫(香川・丸亀南)
遊佐美月(三重・光陵) 0-3 吉本はな(大阪・貝塚第二)
上澤杏音(大阪・貝塚第二) 3-2 山室早矢(熊本・三和)
面手凛(岡山・山陽学園) 1-3 張本美和(神奈川・川中島)

女子シングルス準々決勝組み合わせ

篠原夢空(大阪・貝塚第二)- 岩木仁香(神奈川・横浜隼人)
吉田一葉(山口・玖珂) – 竹谷美涼(大阪・貝塚第二)
鈴木美咲(岡山・山陽学園)- 吉本はな(大阪・貝塚第二)
上澤杏音(大阪・貝塚第二)- 張本美和(神奈川・川中島)

全国中学校卓球大会とは?

「全中」と呼ばれることが多い全国中学校卓球大会は、大学生の全日学(インカレ)、高校生の高校総体(インターハイ)と並んで学生卓球の頂点を決める大会である。

試合は男女団体と男女シングルスの計4種目で行われる。団体は6人で、4シングルスと1ダブルスで重複ができないシステムとなっている。出場可能な選手は各ブロックの代表チームや選手に加え、開催地代表枠と、日本卓球協会の推薦枠が存在する。

写真:台のアルコール消毒を行う審判員/撮影:ラリーズ編集部

今大会もコロナ対策が施されている。試合以外でのマスクの着用や、検温・消毒についても選手や審判員が徹底している。

文:ラリーズ編集部

© 株式会社ラリーズ