【MLB】「4点も取れて嬉しいよ」 大谷翔平から3発、敵将は二刀流攻略での連敗脱出に満足げ

オリオールズ戦に「1番・投手」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷が1試合で3本塁打を浴びるのはキャリア通じて初めて

■オリオールズ 10ー6 エンゼルス(日本時間26日・ボルティモア)

エンゼルスの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地でのオリオールズ戦に「1番・投手」で出場し、9勝目を逃した。5回を投げて5安打4失点。勝利投手の権利を持って降板したが、リリーフ陣が逆転された。大谷に初の1試合3本塁打を浴びせたオリオールズのブランドン・ハイド監督は「5回で4点も取れてとても嬉しい」と喜んだ。

オリオールズは初回、マリンズが初球を捉えて先頭打者本塁打。さらにサンタンダーにも右越えソロが飛び出していきなり2点を先行した。4回無死一塁では、スチュワートが左中間への2ラン。大谷が1イニングで2被弾を浴びるのはメジャー初、1試合3被弾はキャリア通じて初となった。

投手陣がつかまって逆転されたオリオールズだったが、大谷降板後にさらに反撃。8回には一挙に5点を奪って試合をひっくり返して逆転勝ちした。8月3日(同4日)から続いていた連敗を19で止めたハイド監督は「オオタニから良いバッティングをすることで試合を始めることができた。初回に非常に良い打席ができた。オオタニは本当にスペシャルだ。とても才能豊かで万能な選手だ。だから彼から5回で4点も取れてとても嬉しい」と攻略した野手陣を称賛した。

さらには「良いスイングをして、ボール球には手を出さず、相手投手にプレッシャーをかけて、しぶとく次の打者に繋ぐというずっと言ってきたことができた。良いチームになるために必要なことだ」と攻略に至った狙いを説明。「8回にもそれができた。今日のアプローチには非常に満足している。良いピッチャー、いや、素晴らしいピッチャーを相手に良いスイングをしてくれた。ショウヘイ・オオタニはエリートだ。彼と競い合えて嬉しいよ」」と語り、胸を張った。(Full-Count編集部)

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