ナマコパワー! サッカーW杯アジア最終予選 日本戦控える中国が珍味を持ち込み

サッカー中国代表(ロイター)

サッカーのカタールW杯アジア最終予選で、日本戦(9月7日、ドーハ)を控える中国代表が、滋養強壮の珍味を持ち込み増強中だ。

中国代表は26日、約80人の大所帯でカタール入り。まずは2日のオーストラリア戦(開催地未発表)、7日の日本戦に臨む。2002年日韓W杯以来20年ぶりの本大会出場へ盛り上がりを見せており、企業からも熱視線が送られた。中国代表は出発前、大連の食品会社と「公式栄養食品サプライヤー」契約を締結。この企業は中国ナマコ界のトップメーカーとして知られており、高品質の12時間乾燥ナマコや、すぐに食べられるナマコ食品が、カタール入りする李鉄監督ら中国代表に贈られた。

中国メディア「捜狐」によると、大連は中国のサッカー都市として知られており、多くの中国代表選手を輩出。大連出身選手は、幼い頃からナマコを食べる習慣があり、背の高い体格、強い体格を生み出しているという。李鉄監督と笑顔で写真に納まった同社の王理事長は「カタールの暑い気候で体力が消耗するなか、選手の栄養補給を助け、最高の状態でハードな試合ができることを保証したい」と話した。

滋養強壮に効果があると言われるナマコ。手ごわい敵となるか…。

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