オスプレイから7人の兵士が次々に…米軍がパラシュート降下訓練を強行

 【うるま】米軍は26日、沖縄県うるま市の津堅島訓練場水域でパラシュート降下訓練を実施した。同水域では今年8度目の訓練となった。午後1時30分すぎに、米軍横田基地配備の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイから7人の兵士がパラシュートで降下した。

 パラシュート降下訓練は5月27日以来で、今年で8回目となる。このペースでいけば、年内最多(11回)を更新する恐れがある。

 また同水域では、上空でホバリングした状態のCV22オスプレイからつり下げられたロープを伝い、兵士らが上り下りする訓練もあった。

 県やうるま市は市民の安全上の理由から、同水域での訓練に反対している。

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