MotoGP:2022年は3月6日にカタールで開幕とロサイル・インターナショナル・サーキットが発表

 8月25日、カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットは2022年のロードレース世界選手権MotoGPの第1戦カタールGPを3月4~6日に開催すると発表した。

 ロサイル・インターナショナル・サーキットは、2004年に建設され、同年からグランプリ開催コースとなった。当初は後半戦に位置づけられていたが、2006年は第2戦、2007年から現在まで開幕戦の開催サーキットとして定着し、2008年以降はナイトレースとして開催されている。

 2020年には新型コロナウイルスの影響でMotoGPクラスの関係者が移動できず、Moto2クラスとMoto3クラスのみ開催されたカタールGP。2021年には第1戦はカタールGP、第2戦はドーハGPとして2連戦行うなど、コロナ禍中でありながらも感染対策も万全に行い、ドルナスポーツと協力して開催した実績がある。

2021MotoGP:カタールのロサイル・インターナショナル・サーキット

 そんなロサイル・インターナショナル・サーキットは、2022年のMotoGP暫定カレンダーの発表を前に、2022年3月4~6日にMotoGP第1戦カタールGPをナイトレースで行うことを明かした。

 第2戦以降の開催地や日程は明らかになっていないが、例年開催されているサーキットの多くが2022年以降の開催についての契約を結んでいる。そのため、来季の開催地が例年と大きく変わることがないことはわかっている。

 そして、今年は新型コロナウイルスの影響で中止されたが、新設サーキットのキュミリングで開催予定だったフィンランドGPは2024年まで、ツインリンクもてぎは2023年まで開催の契約を締結しているため、日本GPは2022年のカレンダーに入る予定だ。

ロサイル・インターナショナル・サーキット

 また、今季F1は23戦のカレンダーを組んだものの、現在は日本GPを含み何戦かの中止が決定している。10月と11月に空白ができるため、初のF1カタールGPが代替開催地の候補としてあがっており、近々F1の日程変更が発表される予定だ。

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