大相撲の横綱白鵬(36=宮城野)が26日、最終日を迎えた合同稽古に参加。しこやすり足、テッポウで汗を流した。
稽古中には関脇御嶽海(28=出羽海)や幕内逸ノ城(28=湊)らに積極的に声をかけ、最後はぶつかり稽古で御嶽海に胸を出した。助言を受けた逸ノ城は「まわしの切り方、差し方を教えてもらえました。そういったこともしっかり考えながらやっていきたい。ありがたいです」。また、白鵬は前日に続いて相撲を取らなかったが、参加した力士は「雰囲気が違う。締まりますよね」と話していた。
この日は取材に応じることなく稽古場を後にした横綱。秋場所(9月12日初日、東京・両国国技館)に向けては、古傷の右ヒザと相談しながら体を仕上げていくことになりそうだ。