川崎市、資源ごみ持ち去り禁止へ条例改正 ホームレスの自立支援も

廃棄されていた自転車を持ち去ろうとした人の車両。市職員が注意した=2017年、川崎市内(同市提供)

 川崎市は9月2日に開会する第3回市議会定例会に、資源ごみの持ち去りを禁止するための条例改正案を提出する。トラックなどを使った「悪質かつ組織的な資源ごみの持ち去り」を防ぐ狙い。一方で、空き缶の回収で生活の糧を得るホームレスの自立支援を強化するという。

 県内では横浜、相模原など15市が条例で資源ごみの持ち去りを禁止している。川崎市は来年4月1日の施行を目指す。

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