《パラリンピック 競泳》混合200R予選敗退も由井、やり切った表情

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混合200メートルリレー(運動機能障害)予選 2組目の結果を待つ日本の第3泳者・由井(上武大・左)と第4泳者・成田=東京アクアティクスセンター(撮影・入山亘)
混合200メートルリレー(運動機能障害)予選 第3泳者として勢いよく飛び込む日本の由井(撮影・入山亘)

 わずか0.09秒の差で明暗を分けた。競泳混合200メートルリレーに出場した日本代表は、予選で紙一重の差でトルコ代表に敗れ、決勝進出を逃した。第3泳者の由井は「めちゃくちゃ悔しい」。レース後、胸の内を明かしながらも「この4人で泳げて良かった」と、やり切った表情を浮かべた。

 

 由井にとって、同種目は初めて代表入りが決まった特別な種目だった。もともと短距離には苦手意識があったが、代表選出の可能性が高いと捉えて50メートル自由形の練習に力を注いできた。記録が伸び悩んでいた時期も地道に努力を重ね、今年5月のジャパンパラでは44秒44の好タイムをたたき出した。50メートルの速さを買われ、代表に選ばれた。 (金子雄飛)

メモ パラ競泳は、障害の種類や重さによってクラス分けされる。S1~10は運動機能障害で、程度が重いほど数字が小さい。パラリンピックの混合200メートルリレーは、出場する男女4選手のクラスが合計20ポイント以内となるメンバーで構成される。

◎前日の疲れ抜けず不完全燃焼 女子100自

○…自己記録更新を目指して女子100メートル自由形(運動機能障害S5)に臨んだ由井真緒里(上武大)は、前日(200メートル自由形)の疲れが抜けきれず不完全燃焼な結果に終わった。この日はアトランタ大会から3大会連続で計15個の金メダルを獲得した成田真由美と同じ予選1組で出場。「久しぶりに同じレースで泳げるので楽しみにしていた」と、意気込みは十分だった。