群馬県民おすすめの道の駅! 夏に食べたい地元食材を使った絶品キャンプ飯レシピもご紹介

キャンプに来たからには、地元の美味しい食材を食べたい。そんな気持ちが多くのキャンパーにあると思います。しかし、「キャンプ場も道の駅も多いけれど、いまいち名産品がわからない」そんな悩みを抱かせる地域、それが群馬県です。群馬県は、良いものは沢山あるのにアピール能力が乏しいので、群馬県の美味しいものを知らない人が多いのです。今回は、ひとりでも多くのキャンパーに群馬を堪能してもらえるように、群馬県の地元食材が買える道の駅や、夏に食べたい食材とおすすめレシピご紹介します。

夏に食べたいおすすめ食材が買える! キャンプの際に立ち寄りたい群馬県の道の駅3選

群馬県には、数々の道の駅があります。その中でも、群馬県在住キャンパーの筆者がおすすめする、群馬県ならではの食材が買える道の駅を3つご紹介します。

群馬県で夏に食べたいおすすめ食材が買える道の駅【1】八ッ場ふるさと館

筆者撮影:八ッ場ふるさと館

八ッ場ダムの畔にある道の駅「八ッ場ふるさと館」は、地元で取れた新鮮な食材が数多く並んでいます。

筆者撮影:店内の風景

休日になると多くの観光客で賑わう「八ッ場ふるさと館」ですが、安くて美味しい群馬県産食材が沢山あるのでおすすめです。ちなみに、八ッ場ダムを周遊する水陸両用バスにも乗れます。

筆者撮影:水陸両用バス
  • 住所:群馬県吾妻郡長野原町林1567-4
  • TEL:0279-83-8088

群馬県で夏に食べたいおすすめ食材が買える道の駅【2】川場田園プラザ

言わずと知れた日本一の道の駅「川場田園プラザ」です。ここに行って満足できなければ、きっとどの道の駅に行っても満足できません。

山賊焼きからピザ、手打ちそば、地ビールだってあります。もちろん、地元で採れた新鮮食材も。最近はグランピング施設が併設してオープンしました。もう、隙がありません。

「川場田園プラザ」のためだけに、全国各地から人が多く訪れる最強道の駅です。

  • 住所:群馬県利根郡川場村萩室385
  • TEL: 0278-52-3711

群馬県で夏に食べたいおすすめ食材が買える道の駅【3】中山盆地

筆者撮影:中山盆地

筆者一押しの穴場道の駅「中山盆地」です。高山村にある「中山盆地」の周辺には、キャンプ場に日帰り温泉施設、群馬天文台やロックハート城などの観光施設があります。

キャンプに必要な施設が近くに集まっているので、「中山盆地」の周辺へキャンプに来た時の満足度は非常に高いです。もちろん、「中山盆地」には、地元の新鮮食材も沢山あります。

ちなみに、筆者のおすすめポイントは、双子の卵が売っていることです。「中山盆地」に行ってみたら是非、買って食べてみてください。

筆者撮影:二黄卵
  • 住所:群馬県吾妻郡高山村中山2357-1
  • TEL:0279-63-2000

【番外編】群馬県で夏に食べたいおすすめ食材が買える直売所「新鮮野菜直売所」

筆者撮影:新鮮野菜直売所

道の駅ではないので番外編ですが、北軽井沢エリアにキャンプをしに行ったとき、近隣にスーパーがないので困ることが多々あります。そんな時に訪れたいのが「新鮮野菜直売所」です。

地元の美味しい食材が置いてあるだけでなく、油や調味料、精肉まで、キャンプに必要な食材が多く置いてありました。

北軽井沢へキャンプをしに行って、買い忘れがあった際には、山を降りる前に「新鮮野菜直売所」へ行ってみてください。きっと、だいたいの悩みは解決します。

  • 住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1988-1069
  • TEL: 0279-84-5035

これを食べずに群馬は語れない! 夏キャンプにもぴったりな道の駅で買える地元食材3選

群馬県ならではの食材が手に入る道の駅が分かっても、肝心の「群馬県ならではの食材」が分からなければ意味がありませんよね。

ここからは、群馬県民の筆者がおすすめする、夏に食べたい地元食材をご紹介していきます。

夏に食べたい! 群馬県の道の駅で買える地元食材【1】嬬恋キャベツ 419

筆者撮影:嬬恋キャベツ419

幻のキャベツと呼ばれている食材「嬬恋キャベツ 419」です。昔はこの品種が主流だったそうですが、柔らかすぎるために出荷中に傷がついてしまうことが多く、今では市場にあまり出回っていないレアなキャベツです。

柔らかくて甘みが強く、大変美味しいです。とんかつの隣に千切りになって置かれたら、とんかつから主役を奪ってしまうレベルで美味いです。キャベツ嫌いの筆者でも食べられます。

夏に食べたい! 群馬県の道の駅で買える地元食材【2】北軽井沢トウモロコシ ゴールドラッシュ」

筆者撮影:トウモロコシ ゴールドラッシュ

とにかく甘い、「北軽井沢トウモロコシ ゴールドラッシュ」。これをを食べると、もうスーパーに売っているトウモロコシは食べられなくなります。

美味しすぎるせいで、北軽井沢のトウモロコシ畑では熊が度々出没し、農家と激闘を繰り広げているそうです。小動物なら食べられた分だけの被害で済みますが、熊だと周りのトウモロコシに体が当たって、それが傷物になってしまうので被害が大きいそうです。

熊も命がけで食べたくなる美味しさ、それが「気軽井沢トウモロコシ ゴールドラッシュ」なのです。

ちなみに、トウモロコシは収穫した時から甘みが減っていってしまうので、できるだけ新鮮な物を選び、すぐに調理するようにしましょう。

夏に食べたい! 群馬県の道の駅で買える地元食材【3】沼田枝豆 天狗豆

筆者撮影:天狗豆

枝豆と言えば新潟県ですが、群馬県も負けてはいません。群馬県の中でもブランド化し、高い品質と美味しさを守っているものが「沼田枝豆 天狗豆」です。

「天狗豆」は豆の味が濃く、旨味が強いです。「天狗豆」を買うときは、多めに買っておくことをおすすめします。一度食べたら止まらず、すぐになくなってしまうからです。中毒性が非常に高い、恐ろしい枝豆なのです。

夏キャンプ飯はコレで決まり!群馬県の道の駅で買える地元食材を使ったレシピ

群馬県の道の駅で、群馬県ならではの食材をゲットしたら、その味を余すことなく堪能しましょう。

ここからは、先にご紹介した群馬県ならではの食材を使った、絶品キャンプ飯レシピをご紹介します。

群馬県の地元食材を使った夏キャンプ飯レシピ【1】焼きキャベツ

筆者撮影:焼きキャベツ

材料

  • 嬬恋キャベツ 419
  • お好みの調味料

キャンプ場で初心者でも簡単に作れる料理の中で、「嬬恋キャベツ 419」を一番美味しく食べられる方法を考えたところ、たどり着いたのが「焼きキャベツ」でした。

作り方は簡単、食べやすいサイズに千切って炭火で焼くだけです。焦げやすいので火加減には注意しましょう。

火が通ったことによって甘みが増したキャベツに、お好みの調味料をかけて召し上がれ!おすすめはシンプルに塩です。

群馬県の地元食材を使った夏キャンプ飯レシピ【2】茹でトウモロコシ

筆者撮影:茹でトウモロコシ

材料

  • 北軽井沢トウモロコシ ゴールドラッシュ

トウモロコシを自宅で調理するならコーンポタージュもおすすめですが、キャンプ場でミキサーを使用するのは難しいので、単純に茹でて食べることが一番です。

調理のポイントとしては、トウモロコシの皮を1枚残して茹でることと、ゆで汁には塩を多めに入れることです。水1Lに対して塩8g、多いように感じますが、塩を多く入れることで、より色合いが良くなり甘みも増します。

沸騰してから10分程茹でれば完成です。茹でたトウモロコシに、お好みで醤油を付けて、焼きトウモロコシにしても最高に美味しいです。

筆者撮影:焼きトウモロコシ

群馬県の地元食材を使った夏キャンプ飯レシピ【3】焼き枝豆

筆者撮影:焼き枝豆

材料

  • 天狗豆

豆の味が濃い「天狗豆」は、オーソドックスに茹でて食べるのも美味しいですが、より豆の味を味わえる焼き枝豆をおすすめします。

作り方は、最初に天狗豆を10分程水に浸けます。その後、水に浸けた天狗豆に塩をまぶして強火で炒めます。

少し炒めると枝豆から「きゅっきゅっ」という音がするので、その音が完成の合図です。

焼いて食べると、ますます豆の味が濃くなります。例えるなら、海外のお土産で貰うチョコレートくらい味が濃い。濃厚な味わいがお酒にもぴったりなのでおすすめです。

群馬県の道の駅で美味しい食材をゲット! 絶品レシピでキャンプを楽しもう!

筆者撮影:販売風景

今回、紹介したレシピの材料は、どれも食材と塩のみというシンプルな内容ですが、最上級の食材の前では余計な調理など必要ありません。

茹でて、焼いて、塩をかけて食べる。これだけで充分に美味しいのです。シンプルに食べることが1番の贅沢だと私は思います。

今回は夏に食べたい食材を3つ紹介しましたが、季節が変われば、群馬県には他にも素材の味を最大限に楽しめる食材が沢山あります。

群馬県へキャンプをしに訪れた時は、群馬県の美味しい食材を使ってよりキャンプを楽しんで頂きたいです。是非、今回ご紹介した道の駅にも足を運んで、美味しい食材と共にキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。

群馬県の魅力は道の駅や食材だけじゃない! キャンプ場や温泉などのおすすめスポットもチェックしよう

© ハピキャン