自虐タイトル番組で坂道グループに逆襲だ! 復活した「AKB48らしい仕掛け」

新曲の振り付けに着目した動画は、すでに100万回再生を突破(C)AKB48

アイドルファンの間で注目されているAKB48の“逆襲”は真実なのか、まぼろしか――。

AKB48は7月から、テレビ東京系で冠番組「乃木坂に、越されました~AKB48、色々あってテレ東からの大逆襲!~」をスタートさせた。
「自虐的なタイトルで“攻め”の姿勢を見せたばかりか、MCは『2ちゃんねる』創設者で実業家のひろゆき氏。予測不能なやりとりで、注目を浴びている」(アイドル誌編集者)

さらに、9月からは次世代メンバーが多く登場するゲーム「AKB48 WORLD」が配信スタートするという。

プレーヤーがプロデューサーとして、メンバーがスターダムに駆け上がる過程をプロデュースする内容で、ここに来て久しぶりにAKB48らしい仕掛けが続いている。

もちろん“本業”のアイドル活動も行っている。9月29日には、実に1年半ぶりとなるシングル「根も葉もRumor」をリリース。同シングルはAKBメンバーのみで構成されている。SKE48など姉妹グループメンバーが参加しない“純AKB選抜シングル”は、実に10年9か月ぶりだ。

同曲は、先月17日に生放送された「音楽の日」(TBS系)で初披露。グループ史上最高難度のダンスで、ツイッターのトレンド入りするなどSNS上で注目されたが、果たして“逆襲”に値する裏付けがあるのか…。

「13日にユーチューブにアップされた新曲の振り付けに着目した動画は、すでに100万回再生を突破。AKBの公式TikTokにメンバー・本田仁美がサビを踊る動画を上げると、わずか1日で再生数は100万回に到達した。グループに勢いが出ているのは、数字にも現れている」(前同)

5月に峯岸みなみが卒業し、黄金期を支えた1期生がいなくなったAKB。坂道グループに対し、文字通りの“逆襲”となるか。

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