おきなわマラソン2年連続延期 開催は再来年2月に

 【中部】おきなわマラソン実行委員会は27日、来年2月20日に開催を予定していた「第29回2022おきなわマラソン」を1年間延期すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が理由。大会長を務める中部広域市町村圏事務組合の桑江朝千夫理事長(沖縄市長)が沖縄市役所で記者会見し、発表した。開催日は23年2月19日とする。

 延期は2年連続。2021年には延期に伴い「密」を避けるオンライン形式のマラソンを実施したが、今回も代替イベントを開くかは検討中。10~11月に判断する。

 桑江大会長は会見で「参加者やボランティアの皆さま、沿道で声援を送っていただいている皆さまをはじめ、大会に関わる全ての方々の安全・安心の確保が困難だと判断した。このような状況で開催すれば、感染症対策に奮闘されている医療従事者の皆さまにさらに負担を課してしまう恐れもある」と説明した。

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