次世代のエースナンバーを目指して!パラリンピックで活躍が期待される若手ブラインドサッカー日本代表 園部優月選手 

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は東京2020大会が開催されている東京で行われる様々な取り組みや人々を紹介する「Our Legacy」で取材したブラインドサッカー日本代表・園部優月選手を紹介しました。

◆Our Legacy「ブラインドサッカー 園部優月」

東京2020大会が開催されているこの夏の特別企画として、東京で行われる様々な取り組みや、そこに関わる人々を紹介する、「Our Legacy」をお送りします。
今回は、パラリンピックで活躍が期待される若手選手を取材しました。

華麗なボールさばきに、正確無比なシュート。そして選手たちが装着しているのは、アイマスク。
東京2020大会では、開催国枠で日本代表が初出場する、ブラインドサッカー。
そんなブラインドサッカーで、今、注目を集めている選手が、日本代表の園部優月選手です。平均年齢33歳のチームの中、最年少、17歳の高校生です。

(園部優月選手)
「(Q.最年少として日本代表に選ばれて、どんな気持ちでしたか?)最初、メンバー発表の際に自分の名前が呼ばれたときは、嬉しい気持ちと、今まで入ることを目指していたところがあったので、安心感もあったんですけど、最初は全然、実感が湧いていなくて、本当に選ばれたのかなって思いました」

3歳のとき、悪性腫瘍で両目の視力を失った園部選手。幼少期から、陸上や水泳など、積極的にスポーツに取り組む中、小学5年生のときにブラインドサッカーと出会いました。

(園部優月選手)
「(Q.ブラインドサッカーの魅力は?)ブラインドサッカーは、音が鳴っているボールなので、自分が今ままで、見えてる人がやっていてかっこいいなと思っていた、例えば、走っていって(ボールを)蹴るとか、転がってきたボールをピタッと止めるとかができるようになったというのは、すごく喜びを感じていました」

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