千葉真一さん〝遺作〟でデュエットの清水節子 新曲に〝哀悼コメント〟追加

千葉真一さんと清水節子

亡くなった世界的スター・千葉真一さんの遺作となるデュエット曲「粋な関係」を歌った歌手・清水節子が、10月6日発売のニューシングル「横浜バラッド」に、千葉さんへの追悼の気持ちを込めて急きょ、曲間にセリフを入れてレコーディングし直したことが27日、分かった。

清水と千葉さんとの最初の出会いは、いまからおよそ38年前で、それ以来「人生を生きていくうえでのよき相談相手でもあり、頼りになるお兄さんのような存在」で、思い出は語り尽くせないほど。最近では、「ゴードン(眞栄田郷敦)、マッケンユー(新田真剣佑)とハリウッドのレッドカーペットを一緒に歩きたいんだ」と語っていた千葉さんの言葉が特に印象に残っているそうだ。

「横浜バラッド」で清水は初の作詩にも挑戦。その曲間に「愛することを教えてくれたあなた 今度は忘れることを教えてください」と千葉さんへの追悼メッセージとして急きょ、セリフを収録した。

千葉さんの魅力について清水は「映画のことばかりを考え、夢を語り、いくつになっても少年の心を持ち続けた方です。それがゆえ、日本の社会、芸能界には収まらない規格外の方で、アメリカに進出して成功し、現在も映画界でリスペクトされているのがよくわかります。まっすぐ過ぎるくらい典型的な昭和を代表する熱い男」とコメント。プライベートでは「シャイな方で、優しくて、頼りになる先輩でした」と振り返っている。

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