東京五輪金メダルレスラーがブロック・レスナー戦に名乗り!?

レスナー戦に名乗りを上げたスティーブソン(ロイター)

東京五輪レスリング男子フリースタイル125キロ級金メダリストのガブレダン・スティーブソン(21=米国)が、〝ザ・ビースト〟ブロック・レスナー(44)の対戦相手に〝名乗り〟を上げた。

五輪決勝の舞台で劇的な大逆転勝利を収めた、圧倒的な格闘ポテンシャルの持ち主。世界最大プロレス団体「WWE」や世界最高峰の総合格闘技イベント「UFC」、「ベラトール」などから熱烈な参戦ラブコールを送られているとされるが、スティーブソンはツイッターで海外プロレスファンサイトの「あなたはレスナーに誰と向き合ってほしいですか?」などと記された投稿を引用した上で「ME!(オレだ!)」とツイートしたのだ。

21日のWWE真夏の祭典「サマースラム」に登場しており、金メダリスト争奪戦はWWEが一歩リードとされているが、スティーブソン自らレスナーの対戦相手に名乗り出た格好だ。

複数の海外メディアによればスティーブソンはかねてレスリング出身のレスナーと親交があり、「サマースラム」のレスナーのサプライズ登場に対しても「ぐわあ! ブロック~」とツイートするなどレスナーに対して並々ならぬ関心を寄せていた。

実際、レスナーはWWEのトップ王座(WWE世界、ユニバーサル、WWEなど)、新日本プロレスのIWGPヘビー級王座、総合格闘技のUFC世界ヘビー級王座を獲得した史上唯一の男。金メダルレスラーが〝世界最強レスラー〟との対戦を熱望するのはもっともな話だが…果たして本当に実現するのか? 注目が集まる。

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