横浜市の林文子市長(75)が27日、最後の登庁日を迎えて市庁舎を後にした。
新型コロナウイルス感染症への対応のため退任セレモニーは開かず、市幹部らから花束を贈られ「3期12年本当にお世話になりました。これからも遠くで市と市民の皆さまの幸せと成長をお祈りしています」と述べた。任期満了は29日。
林市長は市会の正副議長や各会派の議員にあいさつ回りをした後、4人の副市長や区長、局長ら約50人が集まった局区長会に出席。職員から花束を受け取ると、握手の代わりに「腕タッチ」で応じた。
退庁は午後5時15分ごろ。普段のように正面玄関を利用せず、地下駐車場から車に乗り市庁舎を後にした。