舛添要一氏 小池都知事に苦言 若者向け接種会場の“パンク”「世間受けのパフォーマンス」

舛添要一氏(左)と小池都知事

前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が27日、ツイッターを更新。小池百合子東京都知事の肝いりでスタートさせた若者向け予約なしワクチン接種会場について、苦言を呈した。

若者向け接種についてはこの日、JR渋谷駅近くで開始されたが、想定を大幅に超える人が訪れたため、午前7時半すぎに受け付けを終了した。28日からは300人を対象とした抽選制にする。

これに舛添氏は「若者用に東京都が渋谷に開設した予約なしの接種会場、朝7時半に枠が埋まってしまったそうだ」と投稿。続けて「小池都知事は、若者が接種に来ないと言っていたが、この状況を見て、皆が接種したくてもできずに苦労していることが少しは理解できたのではないか。都民に寄り添う姿勢がないと、こういう茶番劇となる」と厳しく指摘した。

さらに連投で「渋谷の予約なしのワクチン接種、1日に200人程度の接種を『大規模』とは言わない。思いつきと、世間受けのパフォーマンスしか頭にない小池都知事では、都民の命は守れない。少しは感染症やワクチンの勉強をしているのか。(中略)不勉強は頂けない。東京は壊滅する」と断じた。

これにフォロワーからは「もっと言っていい」「どこが都民ファーストなのか」「批判よりも、どうした方がいいかの改善策の方がいいと思います」など、さまざまな声が集まった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社