レスリング金メダル・川井梨紗子が結婚! 「自分に素直に」後押しした〝もう1人の父〟

東京五輪では金メダルを獲得した

有言実行のダブル金ゲットだ! 東京五輪レスリング女子57キロ級金メダルの川井梨紗子(27=ジャパンビバレッジ)が27日、自身のインスタグラムで元レスリング選手の金城希龍さん(28)との結婚を発表。「リオ五輪からの5年間、お互い選手として同じ志を持ち、刺激を与え合い、良い時も悪い時もそばで支えてもらいながら過ごしてきました」と記した。

ジャパンビバレッジ・レスリング部監督で「もう一人の父」と慕う金浜良監督(54)には、2017年の入社時に恋人の存在を明かしていた。同監督から「堂々と交際してください。練習とオフとでちゃんと切り替えればなんの問題もない」とアドバイスを受けており、周囲に隠すことなく、レスリング界では公認の仲だった。一方、金城さんも自衛隊で選手として活躍していた。それだけに、互いに忙しい日々を送っていたが、金浜監督によれば「休みの日を梨紗子に合わせたり、いろいろ工夫して2人で助け合っていた」という。

4月から金城さんが福井で指導者となり、川井梨が「五輪が終わったら(結婚を)どうしようかな」と悩んでいたときに、金浜監督は「自分の気持ちに素直にしたら」と背中を押した。すると五輪開幕直前に「五輪が終わったら入籍します!」と報告を受けたという。愛弟子は最高の形で五輪を終え、同監督は「目標の金メダルもしっかり取り、いい形で入籍できて本当に良かった」としみじみ語った。

気になる今後だが、川井梨は五輪直後に「レスリング最高、やめられない」と現役続行を示唆。新たな一歩は心強いパートナーとともに踏み出す。

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