今回の金「一番重いメダル」 ソフトボール・上野に聞く 感謝と共に「期待に応えられ、ほっと」

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高崎市民栄誉賞を受賞し、インタビューに答える上野投手=24日、高崎市役所

 東京五輪で13年ぶり2度目の金メダルを獲得したソフトボール日本代表の上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)が本拠地の高崎に凱旋(がいせん)し、県勢の代表選手やスタッフとともに高崎市民栄誉賞を贈られた。6回0/3を無失点に抑え、優勝に大きく貢献した決勝から1カ月。あらためて感慨を語った。

  ―栄誉賞の式典では、温かい拍手で高崎市民に迎えられた。

 北京五輪から13年という時間がたち、またこうして五輪の舞台に立てたこと、コロナ下で五輪が開催されたことに感謝がいっぱい。そして金メダルという形で皆さんの期待に応えられて、ほっとしている。

 ―今回の金の感想を。

 (2004年アテネから)五輪3大会に出た中でも一番重いメダル。大切に保管している。大会に向けて気をつけたのは、けがをしないこと。宇津木麗華監督からも言われていた。(五輪前の)日本リーグ前半戦で(右脇腹を)痛めてしまい、前途多難ではあったが、無事復帰して貢献できて本当に良かった。

 ―今後について。

 ソフトボールは24年パリ五輪で再び除外されるが、また一からスタートして、同じように五輪の舞台に復帰できるよう力を合わせ、一歩一歩前に進んでいきたい。競技人口を増やすお手伝いをできたら。いずれ指導者という立場にならなければという思いはある。

 集大成として臨んだ五輪が終わり、今は一息ついている。今後について、これからゆっくり考えていきたい。

 ―「ソフトボールのまち」高崎への思いは。

 日本リーグ高崎大会の際に高崎市民が球場を満員にして、たくさんの応援をもらっている。一選手としてプレーする姿で何か恩返しができたらと思う。これからも一生懸命投げていきたい。 (田中暁)