キャンプ場でテント泊も良いけど、一度はキャンピングカーに泊まってみたい!という人は多いはず。今回は、「キャンピングカーは欲しいけど、いきなり買うのはちょっと…」という方におすすめの東京のキャンピングカーレンタル・シェアカーサービスをご紹介します!
キャンピングカーをレンタルする時の注意事項をご紹介
近年のキャンプブームにより、キャンピングカーレンタルサービスやシェアカーサービスが増えています。
今や、レンタルで気軽に乗ることもできるキャンピングカー。ただ、キャンピングカーをレンタルする際にはいくつか注意点もあります。ここでは、キャンピングカーをレンタルする際の注意点を解説していきます。
注意事項1 料金体系
まず注意したいのが、料金体系です。
各サービス会社によって異なりますが、基本的には1日当たりの金額が記載されています。
この「1日当たり」というのは日付単位の場合が多く、1泊2日の場合は2日分の料金がかかってくることがほとんどです。
「貸出時間が9時でも15時でも料金は同じ」という場合もあり、1日あたりの料金だけで選ぶと、高くついてしまうこともあります。サービス会社によっては、中途半端な時間にレンタル開始・終了してもおトクなプランというのも用意されているので、チェックしてみてくださいね。
また、基本料金の他に、保険料や清掃費用が別途かかる場合が多いです。万が一事故を起こしてしまった場合は、営業補償(ノンオペレーションチャージ)というお金もかかってくることを事前に、料金を確認しておきましょう。
注意事項2 運転免許
運転免許についても注意が必要です。
ライトキャブコン・バンコン・軽キャブコン・軽キャンなどの小さな車両(車両総重量3.5トン未満)であれば、普通免許で運転が可能。しかし、キャブコンの中には車両総重量が3.5トンを超える車両もあり、運転には中型免許または準中型免許が必要になります。
ただ、普通免許でも取得した時期によっては問題なく運転できる場合があります。具体的には、以下の普通免許の取得年月日で運転可能な車両総重量が変わるので、事前にチェックしておきましょう。
- 2007/6/1 以前に取得
車両総重量 8トン未満まで運転可能 - 2007/6/2~2017/3/11 に取得
車両総重量 5トン未満まで運転可能 - 2017/3/12 以降に取得
車両総重量 3.5トン未満まで運転可能
ちょっとややこしいですが、中型免許や準中型免許が必要になるのはかなりの大型キャブコンやバスコンの場合だけです。ほとんどのキャンピングカーは普通免許で乗れると考えて問題ありません。
注意事項3 運転方法
キャンピングカーで一番注意が必要なのは、運転方法です。ハンドル操作や車幅が普通車とは大きく違うので、初めて運転される方は不安になると思います。
特に気を付けたいのは「高さ」です。高さ制限がある低いトンネルは通らないようにしましょう。いつもは気にしていないので、そのまま通ってしまうなんてこともあるかもしれません。
さらに、キャンピングカーは車高が高いので風にあおられやすく、またスピード出したままカーブを曲がろうとするとバランスを崩しやすいです。
色々と普通車と感覚が違うので、十分注意して運転するようにしてください。
サービス会社によっては、キャンピングカーを予約すれば無料講習を受講できるサービスがあったり、Youtubeで運転のコツを紹介していたりします。利用する前に、ぜひチェックしてみてくださいね。
注意事項4 キャンピングカーの種類
キャンピングカーは、利用人数やこだわりなどにあわせて選ぶのが大切です。自分にあっていないキャンピングカーを選んでしまうと、せっかくの楽しさや快適さが半減してしまう可能性もあります。
しかし、一口にキャンピングカーといっても、種類が多いので「どう選んだらいいの?」と迷ってしまう方もいるはず。キャンピングカーの選び方に迷ったら、下記の記事もチェックしてみてください。
▼キャンピングカーの選び方の記事はこちら
▼キャンピングカーのレンタル方法のコツに関する記事はこちら
【ファミリーにおすすめ】東京のキャンピングカーレンタルサービス8選
ここからは、ファミリーにおすすめな東京のキャンピングカーレンタルサービスを8つ紹介します。
東京キャンピングカーレンタルセンター(東京C.R.C.)
北海道から沖縄まで全国に営業拠点を持つ、東京キャンピングカーレンタルセンター。
車種はキャブコンとバンコン、それぞれスタンダードとハイエンドが用意されています。
オプションでギアのレンタルも可能。レンタルギアには、イスやテーブルなどのキャンプギア以外にも、wifiルーターや天体望遠鏡、さらに麻雀卓などキャンピングカーの中でも楽しめるアイテムが充実しています!
ペット同乗OKの車両であれば、利用料金の20%を追加で支払うことで、ケージに入れず一緒に乗れますよ。
東京キャンピングカーレンタルセンター
- 車種:キャブコン・バンコン
- 貸渡場所:恵比寿・両国・二子玉川・品川・渋谷・上野・新宿・八王子
- 料金:24時間 ¥18,700~¥53,900(税込)
- レンタルギア:あり
- ペット:利用料金の20%を加算 ※車両限定あり
フジカーズジャパン
ハピキャンシーズン20「ロンブー亮とカーキャンプ」で、おぎやはぎのお二人とロンブー亮さんが訪れたフジカーズジャパン。
メインは販売事業ですが、東京の店舗はレンタル専門です。
ラインナップはキャブコンとバンコン。カップルからグループまで、様々な層に対応しています。
キャンピングカーは普通の車の運転の感覚が違うので不安…という方におすすめなのが、前日夕方からレンタルできるプランです。前日に少し練習しておくと、当日安心して運転できますよ。
東京はレンタル事業のみですが、他店では販売も行っているので、レンタルして気になったキャンピングカーをチェックしてもいいですね。
▼フジカーズジャパンが紹介された記事はこちら
フジカーズジャパン
- 車種:キャブコン・バンコン
- 店舗:江戸川・国分寺・永山
- 料金:1日 ¥13,100~¥23,800(税込)
- レンタルギア:あり
- ペット:料金加算なし ※車両限定あり
ジャパンロードトリップ
品川・新宿・下北沢に店舗を展開している、ジャパンロードトリップ。
ジャパンロードトリップの特徴は、キャンピングカーの内装が車両によって違うことです。
プロのコーディネーターによるリフォームを行っており、カフェ仕様やグランピング仕様、ミッドセンチュリー仕様など、車両によってコンセプトが異なります。
あまりにも種類がたくさんあるので、どの車両にしようか迷ってしまうかもしれませんが、選ぶのもまた楽しみの一つですね。
ジャパンロードトリップでは、キャンピングカーの無料講習も行っています。急にキャンピングカーに乗るのが不安な方は、事前にキャンピングカーの装備や機能、乗り方を習っておくと安心ですよ。
ジャパンロードトリップ
- 車種:キャブコン
- 店舗:品川・新宿・下北沢
- 料金:24時間 ¥17,600~¥60,500(税込)
- レンタルギア:あり
- ペット:¥5,500(税込)/匹 ※車両限定あり
キャンピングカーレンタル ヨセミテ
キャンピングカーレンタル ヨセミテは、二子玉川に店舗を持つキャンピングカーレンタルサービスです。
車両のラインナップはキャブコン・軽キャブコン・軽キャンの3種類。軽タイプは、普通乗用車とあまり変わらない感覚で運転できるので、少人数で初めて利用する方にはピッタリです。
レンタルギアではサイクルキャリアが用意されており、自転車を載せて移動できるのでキャンプ先でサイクリングを楽しめますよ。
また、キャンピングカーレンタル ヨセミテのYoutubeでは、車両の紹介や実際にキャンプに行った様子などを配信しています。実際に使ってみた雰囲気がとてもわかりやすいので、レンタルする前にチェックしておくとといいですね。
キャンピングカーレンタル ヨセミテ
- 車種:キャブコン・軽キャブコン・軽キャン
- 店舗:二子玉川
- 料金:24時間 ¥8,800~¥50,600(税込)
- レンタルギア:あり
- ペット:利用料金の20%加算
東京でキャンピングカーレンタルならヨセミテ|人気カービィ・軽・大型・長期レンタルが安い
キャンピングカーゲート
練馬区に本店を置くキャンピングカーゲートは、キャブコン・軽キャブコンのレンタルが可能。
キャンピングカーゲートでは、出発の2週間以上前に予約を行った場合、無料で旅行プランを提案してくれるサービスを行っています。
初めてキャンピングカーをレンタルする場合、キャンピングカーOKのキャンプ場を探したり、近くの温泉や観光スポットはどこにあるのかなどを調べたり、調べることがとても多いです。
旅行プラン提案サービスを利用すれば、キャンピングカーのプロにプランを立ててもらえるので、安心して利用できます。理想やこだわりにあわせて、便利な道具などの提案もしてくれるので、初めての方は活用しない手はありませんよ!
もちろん、提案してもらったプランは強制ではないため、最終的には自由にプランを変更できます。
キャンピングカーゲート
- 車種:キャブコン・軽キャブコン
- 店舗:練馬・東墨田
- 料金:24時間 ¥16,000~¥44,000円(税込)
- レンタルギア:なし
- ペット:加算料金なし ※一部車両、10kg以下・70cm×90cm×75cmのゲージに入る犬猫のみ可
エルモンテRVジャパン
米国最大級キャンピングカーレンタル会社の総代理店のエルモンテRVジャパンでは、ハイクラスのキャブコンを2種類取り扱っています。
なかでもトヨタのクレソンボヤージュは高効率の充電システムが搭載されており、外部電源をつながなくても8時間程度エアコンを使用できるなど、設備がかなり充実しています。
ちょっと贅沢なキャンピングカーに乗りたいという方におすすめです!
ただし、船橋に本店を持つため、東京の店舗での貸出は¥3,300の追加料金がかかるのでご注意下さい。
エルモンテRVジャパン
- 車種:キャブコン
- 店舗:世田谷・新橋
- 料金:1日 ¥19,800~¥49,500(税込) ※東京の店舗での貸出の場合、プラス¥3,300
- レンタルギア:あり
- ペット:利用料金の20%加算
CAMPINGCAR.RENT
全国で50台以上キャンピングカーを保有しているCAMPINGCAR.RENT。
東京では池袋と赤羽に店舗があり、種類はマツダボンゴトラックと日産バネットの2種類のライトキャブコン(キャブコンの中でもコンパクトタイプ)です。
ライトキャブコンなので、普通車と比べてもそこまで違和感なく運転することができますよ。
また、CAMPINGCAR.RENTでおすすめなのが「ゆったりパック」。
通常プランの場合、1泊2日だと2日分の料金がかかりますが、ゆったりパックでは、18時から翌日12時まで、追加料金¥10,000で利用できるので、かなりおトクに利用できます。
CAMPINGCAR.RENT
- 車種:キャブコン
- 店舗:赤羽・池袋
- 料金:1日 ¥17,500(税込)~ ※車種・日程により変動あり、公式サイトのカレンダーにて要確認
- レンタルギア:あり
- ペット:利用料金の20%加算
太陽整備
自動車の販売・修理点検を行う自動車整備工場の太陽整備。
自動車整備工場がキャンピングカーを取り扱っているのは珍しいですが、整備工場だからこそメンテナンスがしっかり行われており、安心してキャンピングカーを利用できます。
ラインナップはキャブコンとバンコン。「キャンピングカー=ホテル」の信念のもと、1台ずつ洗車・室内清掃・消毒を行うほか、ガレージで大切に保管し、外観にも自信を持っています。
カスタムが充実しており、車外のサイドオーニング、車内にはTVモニターやキャンピングカーには珍しい電子レンジも搭載されているのは嬉しいポイントです!
キャンピングカーレンタル中に自家用車の無料点検を行うという、自動車整備工場ならではのサービスも実施していますよ。
太陽整備
- 車種:キャブコン・バンコン
- 店舗:西高島平
- 料金:1日 ¥17,600~¥49,500(税込)
- レンタルギア:あり
- ペット:利用料金の15%加算
【ソロ・2人キャンプにおすすめ】東京の軽キャンピングカーレンタルサービス2選
キャンピングカーというと、かなり大きな車をイメージしてしまいますよね。しかし、最近では軽自動車をカスタムしてキャンピングカーにしている方も多く、軽キャンの需要が高まっています。
そこで、ソロやカップルでの利用におすすめな、軽キャンを専門で扱っているキャンピングカーレンタルサービスを2つご紹介します。
MOTOCO
キャンピングカーを移動する部屋として新しいライフスタイルを提案しているMOTOCO。
ラインナップは軽キャンメインですが、通常の車のレンタルも行っています。
また、MOTOCOでは各種割引プランが充実しており、月に決まった回数が使用できるサブスクプランやお得な回数券、さらに利用後に自身で洗車を行えば割引になる洗車サービスなどを扱っています。
気軽に、週末はいつもと違う環境で過ごしてみたいといった方にぴったりですよ。
MOTOCO
- 車種:軽キャン
- 店舗:浅草
- 料金:24時間 ¥9,900~¥15,400(税込)
- レンタルギア:あり
- ペット:¥13,200(税込)/回
OFFICE AMS(オフィスアムズ)
タレントの松本明子さんが代表を務めるOFFICE AMSでは、軽トラや軽自動車をカスタムした軽キャンを専門に取り扱っています。
ダイハツハイゼットジャンボをカスタムしたバグトラは24時間で¥5,390(税込)ととても安く、試しにキャンピングカーの雰囲気を味わいたいという方にとてもおすすめです!
キャンプギアレンタルがとても充実しており、ソロキャンプセットや焚き火セットなどソロで楽しめるように考えられたギアが揃っているのも嬉しいポイントですよ。
OFFICE AMS
- 車種:軽キャン
- 店舗:杉並
- 料金:24時間 ¥5,390(税込)~
- レンタルギア:あり
- ペット:¥2,500/日 ※中型犬以上の場合はプラス¥500
【リピーター向け】東京のキャンピングカー シェアサービス3選
都心部では車のシェアサービスが色々と充実していますが、キャンピングカーを取り扱っている所は多くありません。
「またキャンピングカーをレンタルしたいな」と思っても、貸出店舗が自宅から遠く、なかなかレンタルしづらいケースもあるはずです。そんなときにおすすめなのが、シェアカーサービス。
シェアカーサービスでは、会員同士が車をシェアして利用し、サービスによっては個人がシェアカーを提供しているものもあります。
レンタカーサービスよりもサービスの内容がコンパクトなものが多いものの、「自宅のすぐ近くで見つかる可能性が高い」「短時間の利用であればレンタカーよりも安く借りやすい」などといったメリットもあり、リピーターさんには非常におすすめ!
ここからは、キャンピングカーを取り扱っているシェアサービスを3つご紹介します。
Carstay
キャンピングカーを専門に、所有者と利用者をつなぐサービス「バンシェア」を提供するCarstay。
全国各地での登録があり、現在地近くで貸出しているキャンピングカーを検索することも可能です。
カーシェアサービスのため、所有者と共同使用契約を結ぶことで予約できます。所有者とのやり取りや全てアプリ上で行えるので、気になるキャンピングカーがあったら所有者に気軽に質問してみましょう。
自身でキャンピングカーを所有することになったら、所有者としてバンシェアを利用してみてもいいですね。
Carstay
- 車種:キャブコン・バンコン・軽キャン
- 店舗:各オーナー指定
- 料金:各オーナーごとに異なるものの、24時間¥10,000(税込)以下の車も多数
- レンタルギア:各オーナーごとに異なる
- ペット:各オーナーごとに異なる
▼Carstayの体験レビュー記事はこちら!
Anyca(エニカ)
個人間で車をシェアするカーシェアサービスのAnyca(エニカ)。
キャンピングカー以外がメインのシェアカーサービスですが、キャンピングカーも全国で71台(※)登録されています。
東京に限っては、キャブコン・バンコン・軽キャンと色々な種類のキャンピングカーが24台(※)登録されています。
法人のレンタルカーと違い、個人オーナーのこだわりが詰まったキャンピングカーが多いのがAnycaの特徴です。
快適過ごせるように、オーナー独自のこだわりで色々とカスタムされているので、自分で購入する時の参考にしてみてもいいですね。
※2021年8月時点
Anyca(エニカ)
- 車種:キャブコン・バンコン・軽キャン
- 店舗:各オーナー指定
- 料金:各オーナーごとに異なるものの、¥5,000(税込)以下のキャンピングカーもあり
- レンタルギア:各オーナーごとに異なる
- ペット:各オーナーごとに異なる
ロードクルーズ
カーシェアリングサービスを使用し、24時間貸出可能な無人キャンピングカーレンタルを手がけるロードクルーズ。
会員登録を行い、会員カードが自宅に届けば、キャンピングカーのレンタルが可能になります。
各店舗に置いてあるキャンピングカーを好きな時間にレンタルできるので、夜中から出発してもOK!時間を無駄にすることなく、気軽にキャンプに出かけられます。
利用方法は事前にネット上で車両の予約を行い、店舗に置いてあるキャンピングカーに会員カードをかざせば、車のロックが解除され、車のチェックを行ったら出発です!
料金は1時間ごとに設定されているので、中途半端な時間の利用でも追加料金がかからないのは嬉しいですね。
初回のみ会員カード代¥1,500(税込)かかりますが、頻繁に使用したい方には便利なサービスですよ!
ロードクルーズ
- 車種:キャブコン・バンコン・軽キャン
- 店舗:新宿・八王子・西東京・武蔵村山・福生 他
- 料金:1時間 ¥730(税込)~
- レンタルギア:あり
- ペット:ペット乗車料金あり ※車両によって異なる
キャンピングカーレンタルでいつもと違うキャンプスタイルを体験してみよう!
キャンプといえば、テントで寝泊りして、夜は焚き火というのが定番でした。しかし、近年のキャンプブームでグランピングなど、ちょっとハイクラスのキャンプも浸透してきました。
キャンピングカーも、一昔前まではお金持ちが乗るイメージでしたが、キャンプブームのおかげでレンタルサービスも増え、気軽に利用できるようになってきています。
キャンピングカーは、キャンプ場に限らず色々な場所で寝泊りできることもあり、今までと違うキャンプスタイルを体験できますよ!今回ご紹介したサービスを利用して、キャンピングカーでのキャンプを一度体験してみてはいかがでしょうか?
▼キャンピングカーの体験記事はこちら