ホンダ 新型フリードは2024年に登場か!? 先進安全装備と使い勝手が大幅レベルアップし3列目シートは床下収納へ

2016年の登場以来、つねに販売ランキング上位にランクインするほど人気のホンダ フリード。来年2022年には発売6年目を迎えることから、フルモデルチェンジを期待する声も大きい。そこで今回は2024年に登場する見込みの、ホンダ 新型フリードを予想していこう。結論から言えば3列目が床下収納となり、もっと使い勝手が向上する見込みだ!

ホンダ 新型フリード HYBRID G Honda SENSING[ボディカラー:シーグラスブルー・パール/2019年10月マイナーチェンジ] [Photo:茂呂 幸正]

新型フリードも5ナンバーサイズをキープ! 先進装備と使い勝手がレベルアップ

ホンダ フリードは5ナンバーサイズ、そして全長約4.3mとコンパクトボディーにもかかわらず、3列目シートにも大人がゆったりと座れるスペースを確保している。フリードがウケている理由はこのパッケージングにあるのだ。

新型フリードも現行モデル同等のサイズとなる見込みである。ならば対して変わらないのでは? と思うなかれ、先進安全装備と使い勝手が大幅に向上するのだ。

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新型フリードのアダプティブクルーズコントロールは全車速対応に

まずは先進安全装備から。

現行モデルも全車にホンダセンシングを標準装備しており、衝突被害軽減ブレーキはもちろん、アダプティブクルーズコントロール(以下ACC)が装備されている。新型フリードも引き続きホンダセンシングが標準となるのだが、最大の違いはACCだ。この機能は任意の車間距離とスピードを保ってくれる機能で長距離運転時に重宝するモノである。

全車速対応式にするならば、パーキングブレーキを電気式となる見込みだ

現行モデルの作動条件は30km/h以上となっており、渋滞などの低速時には対応していないのだ。新型フリードはそのネガを払拭し、渋滞にも対応する全車速ACCが装備される。

新型フリードはセンタータンクレイアウト採用で、シートアレンジはより多彩に

そして内装の使い勝手である。

N-BOXなどの軽自動車やフィット、さらにはヴェゼルといったホンダの小型モデルにはセンタータンクレイアウトが採用されている。こちらは前席下に薄型のガソリンタンクを設置することにより、フラットなフロアを実現しているホンダ独自の技術である。

現行フリードはこれらモデルとは少し異なり、2列目シート下にガソリンタンクを設置しているのだった。

N-BOXなどで好評の片手操作できるチルトアップ機構の追加にも期待したい

そのためフィットやヴェゼルなどで好調のチルトアップ機構なる便利なシートアレンジに対応していないなど、わずかながら違いがあるのだった。

おそらく新型フリードはフィットなどと同様にセンタータンクレイアウトを採用し、よりシートアレンジが多彩かつ楽な作業で行える仕様となるはずだ。

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3列目シートは床下収納に! 2列目の快適性も向上

そして3列目シートの収納方法にも変更が加えられる見込みだ。現行モデルは左右跳ね上げ式のため、収納したとしても荷室スペースを最大限使用できないという問題がある。少々細かい話だが、3列目シート収納時に2両目シートのリクライニングも可動域が狭められてしまうといったネガポイントもあるのだった。

決して重いわけではないが、片手で操作するには少々重い3両目シート。そのため容易に収納できるように改善を期待したい

そこで新型フリードはすでにステップワゴンやオデッセイで採用している床下収納ヘと変更されるのだ。それにより荷室を最大限使えるようにするだけでなく、2列目シートのリクライニング可動域を向上するのだ!

今回は新型フリードの細かい部分を予想してきた。おそらく新型フリードの発売は2024年となると見込んでいる。というのも2022年初頭に新型ステップワゴンを、そして2023年には新型オデッセイと続々とミニバンを投入していく予定となっており、3番目にフリードが登場するのだ。

新型もまた大ヒットとなるほどの仕上がりとなることに期待したい。

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【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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