緊張の中始まった初回放送、ひとり暮らしトークで盛り上がる Sapporo Campus Radio・2021年7月20日放送

 三角山放送局で5月からスタートしたSapporo Campus Radio。毎週火曜日の夕方、札幌の大学に通う大学生が週替わりでパーソナリティを務めます。北海道大学新聞編集部は今回(7月20日)が初参加、8月以降は毎月第4火曜日を担当する予定です。

 今回の放送を担当するのは編集部のS.K、Y.S、TSの3人。収録放送ですが出だしから緊張感が溢れ出ました。それぞれ今日の放送への意気込みを語ります。

オープニング

S.K:今日が初めての放送ですが、皆さんいかがでしょう?

Y.S:緊張していますが、頑張っていきたいと思います。

TS:心臓が喉から出てきそうですね。

Y.S:すごく楽しみにしていたので、皆さんも楽しんでいただければと思います。

S.K:ついにこの時間が来てしまったという感じですね。さすがに収録とは言え…。

TS:生放送だと思うとゾッとしますね…。

 

S.K:今日の意気込みは何かありますか?

TS:とりあえず初回ということなので、まずは大きなミスなく、滞りなくやるということですかね。

S.K:それは本当に怖いですね。

Y.S:普段はあまり喋るのが得意ではないですが、フリートークも結構あるので、自分も楽しみながら色々話せればいいなと思います。

TS:そうですね、楽しくやれるといいですね。

S.K:ガチガチで楽しむ余裕が全然ないですね。(一同笑)

我々普段は新聞編集部ということで紙面の上で活動しておりますので…。

Y.S:新聞は時間をかけていろいろ吟味できるのですが、話し言葉だと一回きりなので余計に緊張しますね。

TS:しかも、自分の声が電波に乗っているという、なんとも不思議な感覚がありますね。

S.K:ラジオをつけたら自分の声が聞こえてくるわけですからね。

Y.S:自分の声を聞くのが楽しみなような怖いような…。


【コーナー1】活動紹介・北大新聞ニュース

コーナー1では最近の北大の出来事を「北大新聞ニュース」としてお伝えしながら北大新聞の活動についてご紹介します。

「はやぶさ2」のサンプル到着 ―理学研究院・圦本教授ら分析へ

JAXA=宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」で採取したサンプルが先月(6月)21日、北海道大学に到着しました。分析を行う理学研究院の圦本尚義(ゆりもと・ひさよし)教授によりますと、特殊な顕微鏡を用いてサンプルに含まれる原子の数や種類を調べることで、太陽系が作られた初期にできた鉱物の種類がわかり、当時の環境を推測できるということです。分析はおよそ1年間かけて行われる予定で、圦本教授は「誰も分析したことがない新しいサンプルを分析できる」とうれしそうに話しました。

S.K:はやぶさ2がリュウグウからサンプルを持って帰ってきた時は話題になっていましたが、北大にもサンプルがやってきたということで、どんな分析がされるか楽しみですね。

札幌・函館両キャンパスで食糧支援実施

新型コロナウイルス感染拡大の影響で経済的に厳しい状況に置かれている学生に向け、北海道大学は先月(6月)、札幌と函館の両キャンパスで食料支援を行いました。いずれも事前申し込み制で、函館キャンパスでは先着200人の学生に、札幌キャンパスでは抽選で選ばれた1000人の学生に、米や缶詰、カップ麺など2000円相当の食料が支給されました。大学によりますと、学生への食料支援は今年2月にも行われ、生活が困窮している学生が数多くいることが明らかになったことなどから2回目の実施が決まったということです。

TS:学生もコロナの状況で家にいる時間が長かったりして、孤独に思っている学生も多いと思いますが、こうやって誰かが私たちのためになることを考えてやってくれているということを分かるだけでも少しは気持ちも楽になるのかなと思います。

北大病院に立体駐車場整備へ 一般公募に向け調査開始

北大病院は、今後計画されている立体駐車場や売店などのアメニティ施設の整備に関して、民間事業者との直接の対話を通じて土地などの活用方法を広く募るサウンディング調査を開始すると発表しました。北大病院は2030年代前半の完成を目指して病院建物の再整備を計画しており、それに先立って立体駐車場の建設を予定しています。病院によりますと今回の調査により、参入を考えている事業者が、事業内容の検討や参入のハードルを低くすることが期待されるということです。

Y.S:30年代前半の完成というと私たちはもう在学していないと思われますが、どんな景観になっているのか楽しみではありますね。

TS:2030年ごろの北大新聞がどう報じるのかも注目ですね。


S.K:ということで挨拶がてら、北大新聞ニュースをお送りしてきましたが、北大新聞は1回、廃刊になったんですよね。

TS:2011年に廃刊してその後7年近く空白の時期がありましたが、2018年の4月に復刊ということになりました。途中、関われない時期もありましたが私は復刊から今日まで携わってきました。

Y.S:収録日時点では編集部には8人のメンバーがいますね。

S.K:取材に行った時に「何人でやっているんですか?」と聞かれて、「8人くらいでやっています」と言うとだいたい驚かれますね。

TS:「もっといるのかと思った」という反応をされることが多いですね。

S.K:ウェブを中心に活動しているということで、お手元にスマホなどありましたら「北大新聞」で検索していただけるとTHE MAINSTREETというサイトが出てくると思います。今らしい、時代に即した形でやっております。2カ月に1回、PDFですが紙面を作ったり、4月には印刷して学内のセイコーマートに置かせていただいたりしています。そんな感じで活動しております。


【コーナー2】自己紹介

コーナー2は出演者の自己紹介です。

S.K:教育学部2年、神奈川県出身です。

Y.S:文学部2年、東京出身です。

TS:公共政策大学院2年、編集部唯一の院生です。神奈川県出身です。

S.K:私は先輩(TS)と出身の学校が同じで、新聞委員会で活動していたこともあってスカウトされて編集部に来たんですよね。

TS:ぶっちゃけ最初はどうでしたか?

S.K:最初はなかなかコロナがすごい時期だったので、オンラインで会議をやったりして、よく分かりませんでしたね。最初は北大アイスの取材に行きまして、最初の取材が対面でできたのは良かったですね。発売前に裏話を聞けたりして新聞の醍醐味を改めて実感しました。

TS:私は大学生になって初めて本格的に学生新聞に携わるようになったので、中高生の時には新聞の醍醐味をあまり分かっていなかったのですが、活動してみて率直に「面白いな」って思いますね。いろんな人に会えて、いろんな現場に行けるので。毎回違ったものに出くわして、いろんな意味で刺激を受けられる活動だなと思います。

Y.S:今回の3人は関東出身で、その他道外出身者が2人、道内出身者が3人という構成ですね。

TS:北大生は6〜7割ほどが道外出身者で構成されているということなので、私たちもだいたい同じような比率ですね。


【コーナー3】最近の生活について

コーナー3では出演メンバーの最近の生活についてお話しします。

Y.S:今は期末が近いので試験やレポートに追われている時期ですね。

TS:この時期はちょうど暑くなってきて、レポートや期末試験で学生にとっては一番辛い時期ですね。

S.K:さすがに暑さが応えますね。

Y.S:私は家でトマトを育てていまして、なかなかそれが育たなくて困っていたのですが、ようやく最近の暑さのおかげか急に葉をいっぱいつけ始めたので、夏が来るのが楽しみでもあります。

TS:まだなっていないんですか?

Y.S:暑いところのトマトと聞いたので、遅いですがまだなんだと思います。

S.K:ひとり暮らしをするとスーパーなどに通って旬とか分かるかもしれないですね。

TS:値段を見て大体分かりますよね。

S.K:最近はレタスやキャベツが高いですね。

TS:ひとり暮らしをしているとこういう話がエンドレスに続きますね。

Y.S:実家では気にしてましたか?

S.K:いや、出てきたものを食べるだけ…。

Y.S:ありがたいですね、実家は。考えるのが億劫なんですよね。

S.K:ひとり暮らしは面倒ですけど自由ですね。

Y.S:S.Kさんは1人でドライブに行っているんですよね?

S.K:そう、カーシェアってあるじゃないですか。あれはすごく便利なんですよ。車を買ったり維持したりするお金もないですが、気軽にいつでも借りられるのはいいですね。未明の3時くらいに目が覚めてドライブに行ったこともあります。

TS:今までで一番印象に残っているところはどこですか?

S.K:羊蹄山を見に行った時ですかね。なんとなく羊蹄山を見に行きたくなって。

Y.S:自然に呼ばれがちですね。

S.K:自然が好きで北海道に来たということもあるので。畑が広がっているところで羊蹄山がドーンとあって、畑の先に羊蹄山が見えて、その時は晴れていたので良かったですね。

Y.S:空が開けていると北海道らしさを感じますよね。

S.K:やはりあの青空が北海道らしいですね。

TS:道外出身だと、外の人間として見てみて感じる良さもありますよね。次はどこに行きたいですか?

S.K:積丹ブルーとか見てみたいですね。

Y.S:魅力的なところがいっぱいありますね。


エンディング

いよいよ番組はエンディング。初回の放送を一同はどのように振り返るのでしょうか。

S.K:エンディングの時間となってしまいましたが、初めての放送、みなさんどうでしたか?

Y.S:最初はすごく緊張したんですけど、だんだん慣れてきたところで終わりですね。

TS:最初はガチガチでカナヅチかよって感じで、聴くのも恥ずかしいくらいでしたね。

S.K:すごかったですね。

Y.S:何箇所か噛んでしまったところが悔やまれますが…。ラジオを仕事にしている方ってすごいんだなと思いました。

S.K:滑舌よくなりたいですね。

TS:今回は収録ということで、それでもまだ緊張はしないで済むはずなんですけどね。生放送となるともっとプレッシャーかかりますからね。

Y.S:この感覚を忘れないようにしないといけませんね。

 

S.K:来月以降の放送でも、北大新聞ニュースや普段のキャンパスライフに関するコーナーなどお届けする予定です。次回は8月24日(第4火曜日)を予定していますのでお聴き逃しのないようにお願いします。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

(三角山放送局にて7月20日放送)


<今回の楽曲リスト>

スピッツ 青い車

いきものがかり 夏・コイ

ASIAN KUNG-FU GENERATION 迷子犬と雨のビート

サザンオールスターズ 希望の轍

© 北海道大学新聞編集部