新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は28日、60代～90代の女性3人が死亡したと発表した。また、10歳未満～90代の男女973人の感染を新たに確認。重症1人、中等症6人、軽症661人、無症状55人で、250人の症状が分かっていない。うち666人の感染経路が不明という。
市によると、死亡した80代の女性は、クラスター（感染者集団）が起きた横浜旭中央総合病院（同市旭区）に他の疾患で入院中に発熱し、18日に陽性と判明。翌19日に亡くなった。同病院では新たに職員1人と患者2人の計3人の感染が確認され、感染者数は計50人となった。
90代の女性は、クラスターが起きた横浜ほうゆう病院（同区）に他の疾患で入院中に咳が出始めたため、10日に検査して陽性と判明。市内の別の医療機関へ転院したが、容体が悪化して23日に肺炎で死亡した。
60代の女性は、遺族の同意が得られていないとして、経過や死因など詳細を公表していない。
