智弁和歌山出身の広島・林が「フライング校歌」を熱唱

母校の校歌を熱唱する林(右)

【目撃】「おーおー、われらが和歌山高校~」

甲子園球場で行われた高校野球、智弁学園(奈良)―智弁和歌山(和歌山)の〝智弁対決〟決勝戦が14時から行われた29日、その試合開始3分前の13時57分に、マツダスタジアムで智弁和歌山の校歌を熱唱する男がいた。

広島カープの練習前の円陣で、後輩に届けとばかりに歌っているのは、智弁和歌山出身の林晃汰内野手(20)。前日の28日は6号2ランで後輩にエールを送っていたが、そんな思いが通じたのか、智弁和歌山は見事に全国制覇を達成!

林先輩は球団を通じて「甲子園優勝おめでとうございます。コロナ禍や天候の影響がある中で、本当に大変だったと思いますが、後輩たちの戦う姿勢、全力プレーを見て、僕自身もすごく刺激をもらいました。OBとして後輩たちに負けず、これからも頑張っていきたいです。監督選手をはじめ学校関係者の皆様、本当にお疲れさまでした」とコメントしてました。

(8月29日、マツダスタジアム)

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