【KBCオーガスタ】石川遼は今季自己最高2位「次に向けても収穫」

石川遼

国内男子ゴルフの「Sansan・KBCオーガスタ」最終日(29日、福岡・芥屋GC=パー72)、3位で出た石川遼(29=CASIO)は6バーディー、1ボギーの67で回り、通算16アンダーの2位で4日間の戦いを終えた。通算17アンダーで優勝したスコット・ビンセント(ジンバブエ)に1打及ばなかった。

最終18番パー5、グリーン右からの3打目は、フックラインに乗ったが、ほんのわずか勢いが足りず、手前で止まってバーディーフィニッシュ。結果的には、チップインイーグルを決めていれば、ビンセントとのプレーオフとなっていただけに、悔しい最終ホールとなってしまった。

それでも2位は今季自己最高位。「入ってくれれば、完璧なハッピーエンドですけど(2位は)18番のせいじゃないですし、決勝ラウンドで良い内容を続けられたのは、次に向けても収穫なので、もっともっと良いショットが打てるように来週以降も頑張っていきたいと思います」と前を向いた。

今大会をきっかけに、さらに調子を上げていけば、2019年12月以来のツアー優勝もそう遠くはなさそうだ。

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