海上散歩満喫 放課後デイ生徒SUP体験 串間

SUP体験を楽しむ子どもたち

 串間市の放課後等デイサービス「ひなた」(児玉良子代表)は24日、同市の高松海水浴場でスタンドアップパドルボード(SUP)体験を行った。施設利用者で発達障害などがある中学、高校生10人が、”海の散歩”を満喫した。
 子どもたちに自然に触れ合う体験をさせたいと初めて企画。同海水浴場のSUPインストラクター高崎剛太さん(37)が講師を務めた。
 高崎さんはまず、砂浜で注意事項を伝え、乗り方を指導。その後、ライフジャケットを着用した子どもたちは、長さ3メートルほどのボードに2人で乗り、沖に勢いよくこぎ出していった。
 最初は動きがぎこちなかった子どもたちも次第に慣れ、海の上を漂ったり、友達を追い掛けたりして、楽しそうにはしゃいでいた。
 串間中1年の武田優里夏さん(12)は「浮いている感じがすごく面白かった。またやってみたい」と笑顔で話していた。

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