ペレスが5試合連発 捕手リーグ新記録となる38本塁打

【ロイヤルズ3-4マリナーズ】@T-モバイル・パーク

ロイヤルズはマリナーズに3-4で敗れたが、6回表にサルバドール・ペレスが38号ソロを放ち、2002年のマイク・スウィーニーに並ぶ球団タイ記録の5試合連続本塁打を達成した。38本塁打は今季メジャー2位(トップは41本塁打の大谷翔平)であるだけでなく、すでに球団2位タイ(1位は2019年ホルヘ・ソレアーの48本)の数字。さらに、ア・リーグの捕手によるシーズン本塁打記録を塗り替えた。

ロイヤルズのシーズン本塁打記録は1位が2019年のソレアーによる48本、2位が2017年のマイク・ムスターカスによる38本であり、ペレスはチームが今季130試合目を消化した時点で2位に並んだ。また、出場試合の75%以上に捕手として出場した選手では、1985年のカールトン・フィスクによる37本のリーグ記録を更新。ちなみに「捕手として打った本塁打」では1999年のイバン・ロドリゲスによる35本がリーグ記録となっている(今季のペレスは捕手として26本、指名打者として12本)。

ペレスは今月26試合で12本塁打を放ち、1975年7月のジョン・メイブリーと1997年8月のチリ・デービスに並ぶ球団タイ記録を樹立。今季メジャー全体で見ても、6月のカイル・シュワーバー(16本)と大谷(13本)に次ぐ3番目の好記録である。通算190本塁打でアレックス・ゴードンと並ぶ球団4位タイに浮上。3位はエイモス・オーティスの193本、2位はスウィーニーの197本であり、今季中に2位まで浮上する可能性がある(1位はジョージ・ブレットの317本)。どこまで数字を伸ばせるか注目だ。

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