才女・わちみなみが2冊目写真集発売 田中みな実の大ヒット作でグラビア研究

本紙インタビューに答えるわちみなみ

“Hカップ才女”わちみなみ(26)が、2年ぶり2冊目の写真集「WM」(光文社)を31日に発売する。明治大学在学中の2017年にグラビアデビューし、最近はクイズ番組をはじめ多数のバラエティー番組でも活躍。東京・大島の大自然の中、極上ボディーをさらけ出したわちは「やり切った」と充実の表情を見せた。

大島で撮影した今回の写真集のテーマは「非現実」。砂漠やブラックサンドビーチ、森など「まるで日本じゃない」ような大自然で撮影が行われた。

「砂漠は砂というより岩みたいなところ。はだしで撮影したんですけど、めちゃくちゃ痛くて…。ほぼ裸で撮影してましたけど、風も強くて大自然のパワーに圧倒されて勝てないなと思わされて悔しかった。『この自然に負けない! 負けたら終わりだ!』と思って挑みました」(わち)

自身について“女ターザン”と例えるほどのたくましさも身につけ、成長を実感。「これが最後の写真集という覚悟で、やり切った気持ちです」と自信を見せた。

そんな覚悟の表れが、表紙にも採用されたバスタブでの一糸まとわぬ姿。Hカップのバストなど自慢の美ボディーを惜しげもなく披露した。

「最初はショーツをはいていたんですけど、自分から『脱いじゃいましょう』と提案しました。その方が絵的にも美しいので」ときっぱり。「今の私にとって、これ以上の写真はないだろうし、出し惜しみするよりは出しちゃった方がいい。これでひと区切りじゃないですけど、仕事を始めたばかりでもないですし、自分が出せる精一杯を出しました」と力を込めた。

わちといえば、グラビア活動以外でもバラエティーなどで活躍。クイズ番組「芸能界常識チェック!~トリニクって何の肉!?」(テレビ朝日系)で、東大生を上回る正解率を出す“強気キャラ”も注目を集めた。

それでも「東大生の方が優しくて、『この問題集、おススメです』と教えてくれたりするからです。クイズ番組によく出ていたときは、めちゃくちゃ勉強もしてましたから」と謙遜した。

就活中だった大学4年生で芸能界デビューしたわちにとって、それまで勉強は当たり前。ただ、コンプレックスだったこともあったという。

「デビューが遅かったことをすごく悩んで。大学に行っている時間がもったいなかったのかな、とか考えちゃったこともあるんです。勉強で考えすぎる癖が出るからこういう表現の仕事に支障が出ると言われたこともあって…。でも、クイズ番組とかに生かせたので、今はお仕事にもつながってよかったですし、ありがたいです」

コロナ禍で旅行願望が芽生え、世界遺産検定を取得。武田久美子や宮沢りえ、田中みな実らのヒット写真集を買いそろえ、グラビア研究など今も勉強に余念がないようだ。

写真集について「これからの私を想像できる作品になったら」と語るが、“これから”の一つが「お芝居」。出演映画「明け方の若者たち」は12月公開予定だ。

「ちょっとセクシーな役で普段の私とは全然違うんですけど、楽しめました。最近は任侠映画も好きで『仁義なき戦い』も見ました。強い女性ってカッコいいなと。極道の妻役とかあこがれです」と目を輝かせた。

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