恐怖…南米コロンビアで市長が緊急声明 防犯カメラに透明人間!?続々出没中

東京五輪開会式では民族衣装で入場したコロンビア

透明人間を撮った!? 白昼のスポーツジムに“見えない何か”が現れ、居合わせた細マッチョ男性にイタズラしまくる動画が、ショートムービーアプリ「ティックトック」に投稿され拡散している。テキストや音声などから察するに、スペイン語圏の南米のどこかで今年6月に捉えた映像とみられる。南米では最近も、コロンビアで同様の怪奇現象が起きている。その正体は…。

南米ベネズエラのインフルエンサー、カルロス・ルイーズ氏が問題の動画をティックトックに投稿したのは8月5日。防犯カメラ映像をモニター越しに撮影し、短く編集したものだ。スポーツジムの場所は定かでないが、モニターの日付を見ると今年6月22日の午後3時45分過ぎとなっている。

1分4秒のこんな動画だ。

平日の昼下がり、誰もいないストレッチフロアに細マッチョの男性がやって来る。壁面の大きな鏡の前で準備運動。男性は気付いていないが、背後で天井から何本もぶら下がる自重トレーニング用のつり輪が、ひとりでにブランブラン。うち1本は、空調や風のせいとは思えないほどの勢いで揺れている。

すると今度は、つり輪の近くにあるフロア出入り口の照明が突然消える。男性は怪現象に気付いたようで、落ち着かない様子で、ストレッチしたり、ウロウロしたりしていると、重り入りでズッシリしたフィットネスボールが、目の前でひとりでに転がる。男性は後ずさりして、その場から退散しようとした。

と、その時だ。男性がいきなりすごい勢いでスッ転ぶ。右足をつかまれ、空中に思い切り引っ張られて転倒したように見える。その体勢のまま引きずられ、のたうち回る男性の右足は、あり得ない方向を向きっぱなし。だが空中には何も写っていない。そんな格闘が4秒ほど続き、その“見えない何か”を振り払った男性は、荷物を置いて慌てて出入り口へ駆けていく。

ルイーズ氏はこの動画を公開した翌日にも、約1分半の関連動画を投稿している。一連の怪現象を別の防犯カメラが捉えた映像と、男性のその後の足取りを追った防犯カメラ映像だ。

寄せられたコメントの多くが指摘しているのが「透明人間の仕業なのではないか」というものだ。一方、フロア出入り口の照明が消える直前、その向かって左側の壁の後ろから突き出た黒っぽい物体が、一瞬で引っ込む様子が映っている。透明人間の透明化が解けたのか。それとも悪霊なのか。

ベネズエラの隣国コロンビアでも最近、同じような怪現象が起きている。中西部キンディオ県の県都アルメニアで8月2日午後11時半前、夜回り中の警備員が突然、“見えない力”により近くの壁にたたきつけられ攻撃を受けたのだ。やはり防犯カメラに一部始終が写っていた。なんと市長がSNSでこの動画を公開し「私は、信仰には乗り越えられない力があると確信していることを強調します」と声明を出した。

いったい何が起きたのか。UFO研究家の竹本良氏はこう語る。

「少し前ならポルターガイストとか幽霊の仕業で片付けられてしまったが、私は宇宙生命体『ブラックグー』が犯人ではないかと思います。テレビドラマ『X―ファイル』の実在モデルとなった元FBI捜査官ジョン・デソーザ氏と話した時、ブラックグーの存在を教えてもらいました」

ブラックグーとは何か。

「エリア51の航空宇宙科学者ボイド・ブッシュマン博士が長年研究していた宇宙生命体で、黒い液体にもかかわらず、知能を持ちます。このブラックグーをエレベーター制御室に放り込むと、エレベーターは勝手に自動制御され、大変なことになります。9・11のツインタワーでもこのブラックグーが発見されたとデソーザ元FBI捜査官が言うのです」と竹本氏。

われわれは地球外知的生命体を地球人のような姿だと思いがちだが、それだけではないのかもしれない。

竹本氏は「今回の犯人は、本来は液体の宇宙生命体ブラックグーが空中に散らばった形で知能を見せつけているのではないでしょうか? 世界各地でポルターガイスト現象が起きているのは、研究室から逃げ出したブラックグーが胞子となり、世界中に拡散したためだろうと推察します」と話している。

それとも、本当に透明人間がいるのか…。

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