土村芳が「おいしい給食season2」に出演。若き学年主任役で市原隼人と初共演

10月からテレビ神奈川(tvk)、TOKYO MX、BS12 トゥエルビほかで順次放送される、市原隼人主演の連続ドラマ「おいしい給食 season2」(日時未定)に、ヒロインとして土村芳が出演することが分かった。

本作は、1980年代のある中学校を舞台に、市原演じる給食マニアの教師・甘利田幸男と、佐藤大志扮(ふん)する給食マニアの生徒・神野ゴウによる、どちらが給食を“おいしく食べるか”の闘いを描く学園グルメコメディー。2019年10月クールに放送された前作は、“選択の余地なき食”=給食に挑んだ“食ドラ”として、幅広い世代から絶大な支持を得た。そして、シーズン2となる今作は、その2年後を描く。

前作で転勤になった甘利田が、新しい中学に赴任して2年が経過。相変わらず生徒たちには厳しく接する厳格な教師だが、頭の中は給食のことしかない。毎朝献立を執拗(しつよう)に確認し、ランチタイムに万全を期す。そんな折、甘利田の担任する3年1組に転校生がやって来る。朝、登校してきたその生徒に驚く甘利田。それは、かつて甘利田と給食対決を繰り広げた宿敵・ゴウだった――。

今作から登場する土村は、甘利田が勤務する黍名子(きびなご)中学校で、若くして3年生の学年主任を担うバリキャリ教師・宗方早苗役を務める。宗方は、真面目で責任感が強く生徒に厳しく指導する甘利田が、給食に執着している姿に得体のしれないものを感じ、警戒する役どころ。本作の企画・脚本に携わる永森裕二プロデューサーは「見るたびに違うバイブレーションを発していて、俄然注目していた土村さんが、甘利田を演じる市原さんとまみえたら、どんな化学反応を起こすのか想像したらオファーせざるを得なかった」とキャスティングの理由を語る。

土村は「シーズン1を拝見した時、この世界に自分も参加できるんだということがとてもうれしかったです。同時にシーズン2からはさらにパワーアップした作品になるよう、私も微力ながらしっかりと早苗として役割を果たさなければと、気合が入りました」と喜びとともに、意気込みを明かす。

役作りについては「若くして学年主任を任されるような方なので、早苗先生が自分の職務に責任感を持って真面目に取り組んでいるように、私も早苗先生に対して、真面目に真っすぐ取り組むことを意識しています。同時に甘利田先生の言動に目を離さないよいに、そこから受け取るものを大切に演じさせていただきます」と役へのアプローチ法を告白。

また、市原とは今作が初共演となるが「作品に入る際、緊張している私に『楽しみましょう』と声を掛けてくださいました。撮影中も、よくセリフ合わせに付き合ってくださったり、作品の空気にスッと引き込んでくださったり、とても丁寧に早苗先生とも向き合ってくださるので、本当に感謝しています」と良好な関係を築いている様子。

最後に「シーズン1から見てくださっていた方も、初めての方も、この作品がまとうハッピーな空気や、『給食』から広がる世界に思わず笑みがあふれたり、胸がジーンとするような感動を存分に味わっていただきたいと思います。また、パワーアップされた甘利田先生の動向にも目が離せなくなっていますので、ぜひさくさんの方に楽しんでいただきたいと思います」とメッセージを寄せる。

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