沖縄207人コロナ感染 米軍は今年最多51人(8月30日午後)

 沖縄県は30日、新型コロナウイルスの新規感染者が207人だったと発表した。前週月曜の280人より73人少ない。累計で4万2121人。沖縄の米軍は同日、今年最多となる51人だった。

 直近1週間の人口10万人あたり新規感染者は304.76と前日よりわずかに減ったが、依然として300人を超えている。2位は大阪府の197.43、東京は3位で189.59。

 自宅療養者は3139人と最多を更新。入院調整中は2047人。病床占有率は83.4%、重症者の占有率は78.6%と高止まりしている。重症者は33人だった。

 在沖米軍関係の新規感染者は、29日には36人(嘉手納6、普天間2、ハンセン3、キンザー1、コートニー3、トリイ1、不明20)、30日には51人(嘉手納2、普天間、ハンセン、キンザー、フォスター各1、コートニー3、トリイ2、不明40)との報告があり、週末2日で計87人にのぼった。30日の51人は今年最多。累計で2207人となった。(いずれも速報値)【関連ニュース】
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