ガスリー「経験したなかで一番ひどいコンディション。レースは不可能だった」アルファタウリ・ホンダ/F1第12戦

 2021年F1ベルギーGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは6位だった。

 悪天候により、決勝スタートは延期となり、セーフティカー先導でフォーメイションラップを走った後、赤旗中断に。約3時間の中断を経て、セーフティカーの後ろでレースが再開されたが、3周目に赤旗が提示され、その後、レース終了が決定した。

 FIAはハーフポイント授与の要件が満たされたとみなし、トップ10に通常の半分のポイントを与えた。ガスリーは4ポイントを獲得した。

2021年F1第12戦ベルギーGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 決勝=6位
 長い一日だった。レースができなくてとてもがっかりしている。僕たち全員、ファンの皆さんにとても申し訳なく思っている。雨のなか、一日中待ち続けてくれたのに、レースを見せることができなかった。最後までいてくれてありがとうと言いたい。

 今日のコンディションはとてもひどかった。僕は今まであれよりひどいコンディションで走ったことはない。目の前が全く見えない状態で、1周目に誰かがスピンしたら、大きなアクシデントに発展してしまうかもしれない。それが問題だった。ここでのレースがどれだけ危険になり得るかは皆分かっている。だからこれは絶対に正しい判断なんだ。

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