ダイアナ元皇太子妃、家族との最後のクリスマス休暇描く「スペンサー」&ドキュメンタリー 2022年公開

「スペンサー(原題)」 (C)Pablo Larraín

ダイアナ元皇太子妃を描いた映画「スペンサー(原題)」とドキュメンタリー映画「ダイアナ(原題)」が、没後25年となる2022年に劇場公開されることが発表された。

チャールズ皇太子と20歳で結婚し、瞬く間に世界中の人気者となったダイアナ。世界中で「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こし、2人の息子を育て、死の直前まで人道支援活動に心を注いだ「愛の人」としても知られるも、1997年8月31日に交通事故で36歳という短い生涯を終えたダイアナの知られざる姿が映画で描かれる。

「スペンサー」は、1991年12月にチャールズとの離婚を決意したダイアナが、家族と過ごした最後のクリスマス休暇を描く。ダイアナを演じるのは、「トワイライト」シリーズなどのクリステン・スチュワート。チャールズ皇太子を「風の勇士 ポルダーク」のジャック・ファーシングが演じる。その他に、ティモシー・スポール、サリー・ホーキンス、ショーン・ハリスらが顔をそろえる。9月に開催される第78回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門でワールドプレミア上映され、トロント映画祭への出品も決定している。

「ダイアナ」は、ダイアナ元皇太子妃の生涯を追うドキュメンタリー映画で、過去に撮影された記録映像や未公開のフッテージのみで構成されている。記憶を失った双子の兄弟を追ったドキュメンタリー「本当の僕を教えて」などのエド・パーキンズが監督を務める。ダイアナ元皇太子妃を扱ったドキュメンタリー映画の劇場公開は、日本では初となる。

「ダイアナ(原題)」 (C)Kent Gavin

【作品情報】
スぺンサー(原題)
2022年公開
配給:STAR CHANNEL MOVIES

ダイアナ(原題)
2022年公開
配給:STAR CHANNEL MOVIES

© 合同会社シングルライン