ヒップホップMCのダースレイダー(44)が愛知県常滑市で開催され、新型コロナ感染対策の不十分さが指摘されているヒップホップ系野外フェス「NAMIMONOGATARI 2021」の問題点を指摘した。
ダースレイダーは30日放送のラジオ番組「萩上チキ・Session」(TBSラジオ)に電話で出演し、司会者・萩上の質問に答える形で問題について語った。
ダースレイダーは「感染対策をしているというアナウンスをしていて、していなかったというのが僕はすごく問題だと思っている」と指摘。
「今、このコロナ禍という状況で主催するのであれば『まったく感染対策なんて関係なく、何も考えずに音楽を楽しもうぜ』というメッセージを発信する覚悟で主催するやり方はありえると思います。それを支持するかどうかは別として。ただ、お題目として『感染対策をしている』と並べておいて、実際はしていないというのは問題があると思います」と一貫性の無さを批判。「ヒップホップというのは言葉のアートでもあるので残念」ともし、主催者の責任を追及した。
そのほかにも、ダースレイダーも自身のイベントが延期や中止になっている事態や行政の補償問題などを語り、いま〝イベントを開催する意味〟を考えなければいけないと話した。