古坂大魔王 “超密”フェスに言及「アーティストより主催者が非難されるのが妥当」

古坂大魔王

名古屋のテレビ各局は30日、夕方のニュース番組でヒップホップ系の野外フェスティバル「NAMIMONOGATARI2021~the next story~」(29日、愛知県国際展示場)の話題を大きく取り上げた。

常滑市で行われたこのフェスは新型コロナ感染対策を行うことを明言していたにも関わらず、数千人の観客が密状態となり、一部はノーマスクで歓声をあげていた。その様子などが動画で拡散され、大炎上。酒類の販売も行われていたこともあって愛知県の大村秀章知事や常滑市の伊藤たつや市長が、主催者側に抗議する意向を示している。

中京テレビ「キャッチ!」にリモート出演したお笑いタレントの古坂大魔王(48)は「出演したアーティストに批判がいっているんですけど、どう考えてもそれはおかしいですよね。その人を責めるよりも、みんなが守っている約束を破った主催者側が非難されるのが妥当と思う」とコメント。

東海テレビ「ニュースOne」にコメンテーターとして出演した中日ドラゴンズOBの山本昌氏(56)は「若い人が中心に来てらっしゃったということになりますので、おそらくワクチン接種も済んでいない方が大半だったと思う。そういう状況の中だったのでもうちょっと考えてほしかった」と語った。

また、CBC「チャント!」の夏目みなみキャスターは「自分の無責任な行動で自分の周りの友人、家族をどれほど危険にさらすのか、あるいは医療や保健所の皆さんにどれだけ負担をかけるのかということをお酒を飲める年齢ならわかっていただきたいです」と反省を促した。

愛知県で行われたイベントが世間を騒がせているだけに、地元の関心も大きいようだ。

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