【新型コロナ】楽天グループ、横浜市民1万5千人分のワクチン接種可能に 9月1日から予約開始

横浜市役所

 新型コロナウイルスワクチンを巡り、横浜市は30日、楽天グループが本社ビル(東京都世田谷区)で実施している職域接種において、市民1万5千人分の接種が可能になったと発表した。1回目の接種は9月3~5日の3日間で、1日午前9時から市の予約サイトと電話予約センターで受け付ける。

 接種するのはモデルナ社製のワクチンで、各日5千人(12歳以上)。1回目の4週間後、同じ会場で同時刻に2回目を受けることが条件。1回目を他会場で接種した人は対象外で、12~15歳は保護者の同伴が必要となる。

 接種場所は二子玉川駅から徒歩約4分の楽天クリムゾンハウス。同社は東京都世田谷区民、川崎市民も受け入れており、横浜市には8月25日に協力を申し入れていた。

 市の担当者は「ワクチンの接種対象者が多く、接種予約が取りづらい状況が続いているため、ありがたい」と話している。

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